小学生が日本の伝統技術や文化を体験する教室が1、2日、彦根城博物館で開かれた。
夏休みを利用して、普段は体験できない伝統技術や文化に接してもらおうと平成13年度から開講。今年は「草木染め」と「茶道体験」を企画し、1日に小学4~6年、2日に小学1~3年生が参加。学芸員の研修生として参加している大学生ら5人が指導役を務めた。
草木染めでは、植物のスオウから抽出した朱色の液に漬ける「液染め」と、ユリなどの葉をたたいて色づける「たたき染め」を体験。その後、木造棟に移動し、児童たちは、大学生の「裏千家」の作法を見ながら、茶の点て方や飲み方を学んでいた。
城西小の橋本沙耶さん(9)は「茶道は2回目だったけれど、自分で点てた今回は苦くなかった。草木染めは初めてで楽しかった」と話していた。
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