2009年8月7日金曜日

彦根西高校・土田祥子さんデザインの衣装 ファッション甲子園へ

 彦根西高校の家庭科学科1年生の土田祥子さん(15)がデザインした衣装が、23日に青森県弘前市で開かれる全国高校ファッションデザイン選手権大会の最終審査会に出品されることになり、6日に制作の最終段階の様子が公開された。
 大会は、青森県アパレル工業会などが人材育成を目的に開いており、通称ファッション甲子園と呼ばれる。9回目の今年は全国234校から3783点の応募があり、40校の作品が最終審査会に進む。彦根西高からは、50点の作品を応募し、土田さんの作品「残り物には『服』がある」が選ばれた。西高からの出品は5回目。
 土田さんの作品は、Tシャツに穴空けパットのかすを貼り付け、その上に着る服は「プチプチ」で作り、ズボンは布のはぎれをつなげて制作するなど、すべて「残り物」を使用。7月半ばからクラスメイトの武地美花さん(15)と一緒に制作している。
 土田さんは「普段は捨ててしまっている物をリサイクルして作った。特に、布切れをつなぎ合わせるのに苦労したズボンを見て欲しい」と話している。当日までにウォーキングの練習もし「目指すは優勝」と意気込みを語った。

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