彦根工業高校の生徒たちが、防災の日の1日に合わせて金剛寺町民グラウンドに作っていた防災用「かまどベンチ」が完成し、1日に地元住民に披露した。
かまどベンチは、災害時に炊き出し用のかまどとして利用できるほか、普段は木製の板を置くなどしてベンチとして使うこともできる。彦工都市工学科は、かまどベンチ普及活動をしており、これまでに市内に4基製作。
今回は金剛寺町自治会(澤田富男会長)から依頼があり、2年生6人と3年生8人が6月から作業にかかり、夏休みを返上して先月末に完成させた。大きさはレンガ部分が幅156㌢、奥行き46㌢、高さ36㌢で、町民グラウンドには2基設置された。同自治会では普段は町内の運動会での炊き出しや、老人会のゲートボールの休憩所として使用する。
なお彦工では、かまどベンチの設置場所の提供を募集している。費用はレンガやコンクリートなど材料費で約2万3000円。問い合わせは彦工都市工学科℡0749(28)2201へ。
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