彦根市石寺町の約20㌃の遊休農地に、近江牛2頭が放牧されており、のんびりと草を食べる光景を見ることができる。
遊休農地の解消と、家畜と触れ合う機会の提供を目的に、県が10年ほど前から各地で放牧。牛が歩き回って草を食べることで、「草刈り」をしてくれるメリットも。
石寺町に放牧されている牛は、県畜産技術振興センター(日野町)所有でいずれも雌の7歳と15歳。4日にセンターからトラックで運ばれ、遊休農地に放たれると、牛たちは草むらめがけて一目散に突進し、もぐもぐと草を食べていた。
放牧は17日までで、普段は地元の石寺振興会・非農用地管理組合の人たちが餌や水をやる。放牧地の回りは電気柵で囲まれているため、見学時は注意が必要。
なお「草刈り」終了後の同地は、地元で有効活用が検討される。
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