県議会(定数47)の最大会派自民党・湖翔クラブに所属していた若手ら11人が7日、同会派を離脱し、新会派「自民党・真政会」(宇賀武会長)を結成した。新会派には中村善一郎県議(彦根選出)が入ったほか、西村久子県議(彦根選出)が所属していた自民系会派・湖政会(2)も合流した。
会派離脱の背景には、自民党が平成18年以降の知事選から、県議選、参院選、先月末の衆院選まで、4連敗していることに対して上層部への不満があったほか、滋賀4区の岩永峯一元農相の後継選びでの意見対立が致命傷となった。湖翔クラブからはほか1人が退会し無所属に。残りの7人の中にも離脱の意向を示す議員がいる。
中村県議は、会派内で確執があったことを認め「古参議員の高圧的な態度に嫌気がさしたのだろう」と若手に理解を示した上で「嘉田知事には是々非々で対応する」と、自民党としての立場は崩していない。 これで、県議会の勢力は、民主党・県民ネットワーク(16)が最大会派となり、対話の会・びわこねっと(4)、共産党(3)、公明党(2)、無所属(2)に。
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