井伊直弼主導による安政の大獄で斬首された福井藩士・橋本左内の生誕地・福井市に、井伊家十八代当主・直岳氏や獅山市長らが7日、訪れた。
この日は、福井市左内町の左内公園内の墓前で「橋本左内先生墓前祭」(橋本左内先生顕彰会主催)が営まれ、福井市民ら約150人が参加。直岳氏は「幕末の激動の中、日本の行く末のために命を掛けたのは2人とも同じ。未来に向けた両市の友好関係を築きたい」とあいさつ。獅山市長も「安政の大獄のわだかまりを解消しましょう」と述べた。
一行は墓前祭に参列した後、福井市役所を表敬訪問。ひこにゃんも合流し、福井市の東村新一市長と獅山市長が握手し、150年ぶりに「和解」した。
直弼が処刑した幕末志士の古里への「和解」訪問は今回が第2弾で、初回は8月21日から23日まで吉田松陰の山口県萩市を訪れていた。
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