彦根市消防署の1署3分署は15日、市消防本部で、「トリアージ」を用いた救急訓練を実施した。合同によるトリアージ訓練は初。
災害時に多数の傷病者が発生した場合、緊急度と重傷度により、その救急措置に優先順位を付ける「トリアージ」が行われ、軽症群に緑、準緊急処置群に黄、緊急処置群に赤、死亡群に黒のカードが置かれる。
この日の訓練は、市内の幹線道路で大型バスと乗用車が絡む多重事故が起こり、多数のけが人が発生したとの想定で行われた。
隊員57人が、救助や患者、治療、搬送の役割に分かれて参加。患者役の隊員の中には、メイクをしたり、「早く病院へ連れて行ってくれ」など迫真の演技もあり、臨場感あふれる訓練だった。
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