彦根市松原2丁目の岡村康臣さん(32)は、大正末期~昭和30年代までの八坂町の様子を描いた屏風式の「八坂絵図」を作成。夢京橋キャッスルロードのギャラリーいと~で開催の作品展で展示している。
八坂絵図は、県立大学内の「人と地域研究所」の学生と岡村さんらが2001年から八坂に住む高齢者に聞き取りをし、その情報をもとに岡村さんが今年春までに作品に仕上げた。
横幅188㌢×縦88㌢の4曲の屏風型で、荒神山山頂から眺めた現存する寺社や伊吹山のほか、小舟に乗り多景島参りに向かう人々、みこしを担いでの祭り、当時栽培されていたらっきょ畑、水路の上の田舟などが描かれている。
作品展では、芹川のけやきや荒神山からの風景など日本画とスケッチ画の17点も展示。午前10時~午後5時だが、最終日の19日のみ午後4時まで。
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