節分祭には、県内外から選ばれた還暦の年男と年女計277人が、裃(かみしも)と千早姿となり、赤ずきんをかぶって、午前と午後の部に分かれて参加した。
境内には長さ約200㍍の特設の舞台が設けられ、島根県の因原(いんばら)神楽団による「鬼の舞」が奉納された後、年男と年女らが舞台に登場。
多賀大社の木村光伸権宮司(ごんぐうじ)と犬上岳禰宜(ねぎ)が射る白羽の矢を合図に、年男と年女らによって福豆と福もちがまかれると、福を求める人たちが我先にと手を伸ばしていた。今年は福豆約110㌔、福もち約350㌔がまかれた。
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