彦根市の新海浜町と薩摩町の湖岸で、砂浜が侵食される浜欠(が)けが発生している。
侵食エリアは、新海浜が幅約200㍍、薩摩が約100㍍で、高さは最大で約80㌢。原因は特定されていないが、県土木事務所によると、雪解け水などにより琵琶湖の水位が上がったところに、北西からの季節風が吹き波が押し寄せることで、浸食されるのが主な原因としている。
琵琶湖岸では季節ごとに各地域で浜欠けが起こっており、新海浜などでは10年以上前から浸食が進み、平成17年に砂を補充する養浜工事が行われたが、20年にも再び発生。復旧工事が行われている。
地元住民からは「多額の金をかけてまた発生させている」「風は無理だが、水位ならコントロールできるはず。人為的な災害ではないか」と指摘する声もあがっている。
県は現場調査をした後で、何らかの対応をするとしている。
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