職員の残業代などを支払っていなかったとして、滋賀大学が彦根労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが、28日わかった。
滋賀大によると、労基署が今年4月27日に立ち入り調査をしたところ、職員が休日出勤や時間外勤務をしていたにもかかわらず、その分の賃金を支払っていなかったことが判明。そのうち一人の職員は労使協定の規定にある残業上限・月45時間が守られていなかったことがわかったという。
労基署からは、職員が自主申告した「超過勤務等申請命令簿」の勤務時間と、退庁時の鍵の返却時間にずれがあったことを指摘されたという。
滋賀大は彦根と大津の各課に職員の勤務時間の実態を調べるよう指示。これまでに20人以上から修正申告があったという。
総務課では「指摘を受けるまで、サービス残業はなかったと認識していた。調査をしたうえで、未払い分を支払う」としている。
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