県内の女性らで組織の「安心なお産を願う会」(高居涼佳・代表)のメンバーが11日、患者から産科医らへの感謝の手紙・サンクスらぶレターを彦根市立病院に持参し、赤松信院長らに手紙と花束を手渡した。4日には中央町の神野レディースクリニックにも訪問している。
願う会は、受診した患者から産科医や小児科医へ感謝の気持ちを伝えてもらおうと、昨年6月から手紙を募集。今年3月までに市などを通じて病院・診療所など27機関に計90通届いた。
市立病院へは産科や小児科、院内助産所、麻酔科へ18通。そのうち、出産時に救急車で運ばれたという市民は「麻酔科の先生がいらっしゃらないと手術ができないことを知り、感謝の気持ちでいっぱい」「市民として市立病院に勤務して下さっている皆様に本当に感謝しなければ」と書いている。
3人を市立病院の産科で、1人を院内助産所で出産したという市民は「色々なことがあったにもかかわらず、再び出産できる環境を整えて下さった方々に心から敬意を表します」と記している。
高居代表は「一通一通に感謝の気持ちが込められていると感じた。これからもお体に気をつけていただき、がんばってほしい」と話した。
赤松院長は「大変、励みになるし、今後、地域医療を一層活性化していきたい」と述べた。
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