彦根出身の画家・松山俊彦さん(56)=東京都東村山市=の個展が30日まで、夢京橋キャッスルロードの政所園2階で開かれている。
松山さんは後三条町の長久寺・松山貞邦住職の弟。彦根東高在学中は美術部に在籍し、その時から本格的に絵を描き始めた。武蔵野芸術大学などを卒業し、昭和55年の国画会で初入選した後、セントラル油絵大賞展、亜細亜現代美術展、現代美術選抜展などにも出展。「国展」奨励賞、多摩秀作美術展グランプリなどを受賞。現在は東京を中心に個展、グループ展を開いている。
彦根での個展は13年ぶり。具象画として、「蘇生」「発芽」「ふ化」「融合」「慟哭」「再生」など、「人間の心の奥底に眠っている目には見えない生命体を表現した」(松山さん)。ほかに、ねこや犬、果実、サケなどを描いたものも含め0~100号の作品計29点を展示している。
開館は午前10時~午後6時半。入場無料。松山さんは19日まで展示会場にいる予定。休館は火曜。
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