2010年11月26日金曜日

多賀大社の黒松・五葉松に雪吊り、冬の風物詩

 積雪のシーズンを前に、多賀大社で25日、拝殿前の松への雪吊(つ)りが行われた。
 雪つりは、積雪で松が折れるのを防ぐために縄で木々を覆うことで、冬の風物詩としても知られる。多賀大社では毎年、拝殿前の樹齢約200年の黒松(高さ約8㍍・幹周り約1・5㍍)や五葉(ごよう)松(高さ約10㍍・幹周り約1・8㍍)などに雪つりをしている。
 25日は、米原市の造園業者の造園工5人が、松の幹に並行する形で長さ10㍍(五葉松は13㍍)の竹を立て、つり縄約50本を竹の頂上から木を囲む形で垂らした。翌日には社務所前と参集殿前の松にも雪つりをし、12月からの本格的な冬に備える。雪つりが見られるのは3月中旬まで。

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