彦根市後三条町の木村水産は29日、ふなずしに血圧を降下させる作用があることを、滋賀県立大学、福井県立大学との共同研究で明らかになったと発表した。
研究には同社の店舗「あゆの店きむら」のふなを使用。滋賀県立大学人間文化学部の灘本知憲教授の研究グループが試験管で飯漬け前と、飯漬けして1年後と2年後を比較研究し、飯漬けした方に高血圧を抑制する成分が含まれていたという。
福井県立大学では高血圧を発症しているラットに、同店のふなずしの抽出物を投与したところ、血圧の低下がみられたという。
同社はすでに特許を出願中で、「ふなずしが健康に良いことが改めて定義付けられた。今後は全国ブランド化を目指す」としている。
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