2011年4月6日水曜日

多賀大社で桜狂言 シバザクラをバック近江狂言教室が演舞、浅井三姉妹キャラのキャラバン隊も訪問

 多賀大社の太閤橋前の特設舞台で3日、恒例の桜狂言が披露され、時折冷たい風の吹く中だったが、参拝客が見学していた。9日午後1時~は境内の能舞殿でもある。
 シダレザクラをバックに、みこさん4人の琴の演奏の後、近江狂言教室(多賀)の狂言師が狂言風の劇「お多賀さんへは月参り」や小舞「雪山」などを披露。演舞の後には観客から大きな拍手が沸き起こっていた。シダレザクラは3日時点で1分咲きだったが、週末から見ごろを迎えそうで、17日までの午後9時まではライトアップされている。15日までは「桜そば」(寿命そば)も提供。
「三姉妹」キャラも応援に
 桜狂言には、浅井三姉妹のキャラクター3体が応援に駆けつけ、参拝客の人気を集めていた。9日にも桜狂言の前後の午前11時~と午後2時~多賀大社に訪れる予定だという。
 訪れたのは、お茶々ちゃん、お初ちゃん、お江ちゃん。NHK大河ドラマ「江」のゆかりの地が滋賀であることをPRするため、昨年11月から3体を含めたキャラバン隊が県内外を回っている。3体は桜狂言の前後に境内に登場し、参拝客の記念撮影に気軽に応じ人気を集めていた。

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