今年2月に国史跡に指定された「荒神山古墳」の企画展が、彦根城内の開国記念館で開かれている。
同古墳は、荒神山(標高約284・1㍍)山頂から北方へ張り出した斜面に、古墳時代前期後半(4世紀後半)に築かれた前方後円墳。
平成15年度から同19年度の市教委文化財課による調査では、全長124㍍、後円部が直径80㍍・高さ16㍍、前方部が幅61㍍・高さ10㍍で、県内2番目の規模を誇ることがわかっている。
企画展では、調査時に出土した円筒埴輪5点、朝顔型円筒・家形・壺形・靭形の埴輪1点ずつ、車輪石1点のほか、県立大学考古学研究室寄贈の荒神山古墳復元模型を展示している。入場無料。8月14日まで。
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