県教委と嘉田知事は5日、高校再編計画原案の「白紙撤回」を求めて公開質問状を提出していた獅山市長らに回答書を届けた。獅山市長は「ゼロ回答だ」として、同じく統合高がある長浜市の藤井勇治市長と共に回答書を受け取らずに10日を期限に再提出を求めたが、県教委は8日、滋賀彦根新聞に「再回答するかを含めて、回答内容は未定」としている。
質問状では、彦根市内の現在の0歳が高校進学を迎えるころには子どもの数は増えると推計しているとし「(統合により)3学級120人もの定員を削減する根拠は」と質問。これに対し県教委は「募集定員の削減は考えていない。地域の中学校卒業者数を踏まえて、定員を確保したい」と答えている。
知事は「財政主導の原案であると考えていない。条例の提案は教育委員会で決定された後、所要の内容を確定してからとなる」としている。
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