稲枝東小学校で先月30日、盲導犬と一緒に人権を学ぶ教室が開かれ、児童たちが障害者福祉の大切さを学んだ。同校では毎年、人権週間(4日~10日)に合わせて学習しており、今年は「障害者の立場になって考えよう」をテーマに、視覚障害者の笹村知孝さん(46)=西今町=と盲導犬のディーク(オス7歳)を招いた。
全校児童470人が笹村さんから出された「盲導犬が仕事中、してはいけないこと」や「盲導犬がコートを着ている理由」、「滋賀県で活躍している盲導犬の数」などのクイズに答えていた。その後、児童の代表がかけ声をかけながらディークと一緒に歩いていた。ディークと歩いた6年生の伊藤巧馬君(12)は「思っていた以上に普通に歩けた。町中でもし視覚障害者の方が困っていたら助けたい」と話していた。
0 件のコメント:
コメントを投稿