彦根市の花しょうぶ通り商店街に5日、第3の街の駅「逓信舎(ていしんしゃ)」がプレオープンする。
同商店街振興組合ではまちの活性化を目的に、市民や大学教員、学生らと連携し平成17年に「寺子屋力石」、同20年に「戦国丸」を開設してきた。
逓信舎の建物は、江戸時代後期に建てられた建物面積約84平方㍍の木造2階建て。元々は表具店を経営していた旧高崎邸だったが、昭和9年に洋風に改装され、同11年まで郵便局だった。以降は保険の代理店などとして使われ、昨年 国指定の登録有形文化財になった。
同組合では、1階にカフェ「teishin 茶房」、インターネットラジオ局などを設け、2階には映画のロケ地を彦根に誘致するための事務局を設置する予定。同組合の小杉共弘さん(57)は「力石を学びの場、戦国丸を戦国ファンの集う店、逓信舎を情報発信の拠点にしたい」と話している。
建物の耐震性を高めた後の4月ごろに正式にオープンする。プレの5日は午後1時~オープニングセレモニー後、ネットラジオ中継、カフェのオリジナルメニュー発表、ゆるキャラによる彦根もちや戦国汁の振る舞い。
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