2012年9月21日金曜日

平和堂 中国3店舗 当面休業、被害額は不明

 中国での暴動で店舗が被害を受けた平和堂(本部・彦根市小泉町)は、当面の間、現地の3店舗を休業する。
 同社は、中国湖南省の長沙市で「五一広場店」と「東塘(とんたん)店」の2店舗、株洲(かぶしゅう)市で株洲店を経営しており、15日の暴動では3店舗とも被害にあった。特にデモ隊の集合場所でもあった五一広場店では、外装の看板をはがされたり、窓ガラスを割られたりしたほか、地下1階・地上6階のすべてのフロアで破壊や略奪の被害にあった。
 同社によると、事前にデモの情報が入っていて15日は休業にしていたため、各店舗に赴任している日本人の社員10人や中国人の従業員にけがはなかったという。被害額は一部報道では10億円とも報じられているが、正式には不明。同社は当面の間、3店舗を休業する。
 なお同社は来年夏に長沙市内にもう1店舗を出店する予定だが、計画通り進めるという。

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