映画は、和田竜さん著「のぼうの城」(小学館)が原作。豊臣秀吉による小田原攻めに随行した三成や大谷吉継率いる2万人の軍勢は居城の一つ・忍城(おしじょう)を攻撃することになった。忍城には500人しか武士がいなかったため、三成勢は簡単に落とせると思っていたが、農民から「のぼう様」と呼ばれる城主・成田長親(ながちか)らの駆け引きに苦戦する・・・。
試写会後、犬童監督は撮影場所に滋賀県内が含まれていることを明かし「滋賀には各所に昔のままの風景が保存されていて、過去の日本をえがく時に助かる。これからも昔の風景を残していってほしい」と述べた。樋口監督は「これまでの三成とは違う切り口で、かっこいい仕上がりになったのではないか。多くの人に見てほしい」と話した。
獅山市長は「井伊家の彦根では三成は敵のイメージがあるが、映画を見て新しい三成像を認識できた」、長浜の藤井勇治市長は「わくわく、どきどきしながら映画を見た。三成公のすさまじい迫力、凜とした三成公を映像に踊り出してくれていた」と語った。
映画の出演者は野村萬斎、上地雄輔、佐藤浩市、山田孝之、榮倉奈々ら。11月2日から全国公開。
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