2013年12月26日木曜日

税理士試験に合格 高校生は滋賀県内で初、彦根翔陽高校3年・貫名圭大君

 彦根市錦町の彦根翔陽高校3年生・貫名圭大(ぬきなけいた)君(18)が税理士試験に合格した。翔陽高によると、県内の高校生が税理士試験に合格するのは初めてで、近畿でも珍しいという。
 貫名君は簿記部に所属。1年生の時から簿記の学習を始め、2年生時の11月には日商簿記検定1級に合格し税理士試験の受験資格を得て、今年8月に試験にのぞみ、簿記論の科目で合格した。今年の簿記論の合格率は12・2%だった。
 税理士の資格を得るには11科目のうち5科目の合格が必要だが、貫名君は更に難関で税理士資格が付いてくる公認会計士をめざしている。
 貫名君は中央大学商学部への進学が決まっており「高校生でもここまでやれることが証明できてうれしい。大学では公認会計士を目指して勉強し、公認会計士として社会人になった後は関西に戻って、関西の経済を盛り上げたい」と話している。
 簿記部顧問の西嶋達人教諭(46)によると、貫名君は目標に向かって集中する力は抜き出ていたといい「貫名君なら合格すると信じていた。大学在学中に公認会計士に合格できるよう努力してほしい」と励ましていた。

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