2013年12月28日土曜日

門松・しめ飾り・鏡もち設置で正月準備整う、彦根城

 彦根城内の表門、玄宮園、天守の前で24日、門松飾りが行われた。26日にはしめ飾り、27日には鏡もちも城内各所に設置され、正月準備が整った。
 門松は高さ2~3㍍の多賀町の松、1・5~2㍍の雨壺山(彦根)の竹、城内の梅の古木のほか、購入した南天と葉ぼたんを組み合わせて設置。そのうち表門では彦根城管理事務所の職員10人が約40分かけて高さ3㍍の門松を2セット完成させた。新年1月15日まで飾られる。
 しめ飾りは今月9日にひこにゃんも参加して作られたもので、合計10本のしめ縄を作業員10人が天秤櫓、天守、城内各所の順番で設置した。鏡もちは天守と玄宮楽々園玄関棟に置かれた。
 なお、31日午後11時~1時間は彦根城で除夜の鐘をつく集いが行われ、表門で引換券が配布される。

北野神社なで牛のしめ縄取り替え

 彦根市馬場の北野神社で25日、境内に置かれている神牛(通称・なで牛)のしめ縄の取り替え作業が行われた。
 神の使いとして、稲荷はキツネ、ゑびすはタイ、八幡はハトだが、天満宮は牛が用いられ、毎年12月25日の「終い天神」の際には神事と共に、しめ縄を取り替えている。
 なで牛はなでると願い事がかなうとされ、同神社には江戸時代に作られたとされる石製(横幅約1㍍30㌢)と、平成14年に復元された銅製(同)の2種類がある。
 しめ縄は長さ約1㍍20㌢・直径約5㌢で、紙垂(しで)が付けられている。今年は氏子7人が参列し、瀧沢隆尚禰宜(ねぎ)が神事を執り行った後、氏子たちが2種類のなで牛の首にしめ縄をくくりつけたほか、銅製の方の神牛舎にも長さ約1㍍・直径約8㌢のしめ縄を設置した。同神社では「心願成就のために、なで牛をなでに参拝にきてください」としている。

2013年12月27日金曜日

新しい観光船・Kirari 彦根港から運行開始

 近江鉄道グループの近江トラベルは彦根港からの観光船をリニューアル。船名を「Kirari(きらり)」と命名し、22日から運航を開始した。
 昭和57年から運航してきた観光船・ニューわかあゆ号が老朽化してきたため、全面改装を実施。琵琶湖にマッチさせるため外装の一部に青いラインを入れたほか、内装は手すりや柱を木製にし、じゅうたんを敷き詰めて高級感あふれるデザインにした。
 彦根港・竹生島間の燃費を30%向上させるなど、低燃費で動かせる環境に配慮した国産エンジンを搭載。最高出力が1264馬力と従来より80%アップしており、速力も時速37㌔とこれまでより7㌔速い。定員は1・5時間未満の使用で188人、1・5時間~6時間未満で146人。
 船名は近江鉄道の社内で募集し、将来に向かってキラリと輝けるような願いが込められているという。外国人からも親しみをもってもらおうと英語表記にした。観光船のほか、貸し切りやイベント向けにも活用していく。
お正月は竹生島で
 彦根港発の観光船「Kirari(きらり)」のデビュー企画として、来年元日から5日まで「お正月は竹生島で初詣」を実施。乗船料は中学生以上2人で5000円、小学生とのペア時は1000円引き。
 また1月25日から3月2日までの土日・祝日は雪見船を運航。彦根港から多景島周遊で中学生以上1000円、小学生500円。問い合わせはオーミマリン彦根港支店☎(22)0619。

全国城サミット2回目は彦根で、彦根城フェスも

 来年11月末の全国城サミットin彦根に合わせて、彦根城フェスが10、11月の2カ月間開催されることになり、20日には最初の実行委員会の会議が彦根商工会議所で行われた。
 城サミットは今年6月27日から29日まで福島県内で開かれ、2回目が来年11月28日から30日まで彦根市内で開催。シンポジウムや城郭ツアーなどが予定されている。
 城サミットのほか、ご当地キャラ博や城まつりパレードなど秋のイベントが重なることから、彦根市などは城郭を活用しながらのまちづくりの可能性を探ろうと彦根城フェスを企画。
 実行委員会の役員は市長、彦根商工会議所会頭、彦根観光協会会長、彦根商店街連盟会長、稲枝商工会会長、彦根青年会議所理事長で、会長は市長が務める。今後、市民団体から事業を公募し、実施本部の事務局を市に置きながら、シンポジウム、イベント開催、総務・広報、宿泊・ツアーの各部会に分かれてイベント内容を決める。
 実行委員会では集客目標を前年度同時期の観光客数より30%多い延べ40万人に設定。最初の会議で市長は「大いに盛り上げて多くの観光客を迎えたい」と話していた。

2013年12月26日木曜日

税理士試験に合格 高校生は滋賀県内で初、彦根翔陽高校3年・貫名圭大君

 彦根市錦町の彦根翔陽高校3年生・貫名圭大(ぬきなけいた)君(18)が税理士試験に合格した。翔陽高によると、県内の高校生が税理士試験に合格するのは初めてで、近畿でも珍しいという。
 貫名君は簿記部に所属。1年生の時から簿記の学習を始め、2年生時の11月には日商簿記検定1級に合格し税理士試験の受験資格を得て、今年8月に試験にのぞみ、簿記論の科目で合格した。今年の簿記論の合格率は12・2%だった。
 税理士の資格を得るには11科目のうち5科目の合格が必要だが、貫名君は更に難関で税理士資格が付いてくる公認会計士をめざしている。
 貫名君は中央大学商学部への進学が決まっており「高校生でもここまでやれることが証明できてうれしい。大学では公認会計士を目指して勉強し、公認会計士として社会人になった後は関西に戻って、関西の経済を盛り上げたい」と話している。
 簿記部顧問の西嶋達人教諭(46)によると、貫名君は目標に向かって集中する力は抜き出ていたといい「貫名君なら合格すると信じていた。大学在学中に公認会計士に合格できるよう努力してほしい」と励ましていた。

収穫野菜を彦根市立病院に贈る 彦根西中学校の生徒

 彦根市立西中学校の1年生が収穫した野菜を彦根市立病院に提供することになり、18日には生徒代表が病院を訪れて職員に野菜を渡した。
 彦根市は平成22年度から湖東定住自立圏の地産地消事業の一環で、圏内の小中学生に食と農の大切さを教えるため、農業を体験させており、西中学校では1年生が今年8月にジャガイモの苗を植え、今月16日に収穫した。
 この日は生徒4人と引率の教員が来院し、ジャガイモ15㌔を同病院の栄養科の職員に渡した。生徒の水野雄翔君(12)は「患者さんに食べてもらって、笑顔になってほしい」と話していた。ほかにも城北小学校の2年生が収穫したダイコン30㌔と、大薮町の特産・大藪かぶら10㌔も市農林水産課の職員によって届けられた。
 提供された野菜は21日の病院給食に使われる予定。

2013年12月24日火曜日

スマホアプリのナビ彦 ひこにゃんPR

 スマートフォン用の彦根市公式の観光ガイドアプリ・ナビ彦の運営を記念したイベント「おさんぽ ひこにゃん」が、19日に市内で行われた。
 ナビ彦は、アップルストア・グーグルストアから無料でダウンロードできる彦根市内での観光向けアプリ。自分のいる場所や、カテゴリー別の施設検索、ひこにゃんの登場スケジュールが確認できるほか、市内の主要な観光地を音声で紹介している。英語、韓国語、中国にも対応。今月4日時点のダウンロード数は1254件。
 この日、ひこにゃんは彦根城博物館を出発し、二の丸駐車場で人力車に乗車。夢京橋キャッスルロードを移動し、四番町スクエアのひこね街なかプラザに到着し、スマホを手にナビ彦をPR。ナビ彦の利用者らはスマートフォンを片手にひこにゃんを待ち受けながら、写真を撮ったり、声をかけたりしていた。

映画・偉大なるしゅららぼん 主演2人とひこにゃん載ったオリジナル鑑賞券発売

 彦根がモデルになっている映画「偉大なるしゅららぼん」が来年3月8日にロードショーされるのを前に、ひこにゃんと主演の俳優2人が写った滋賀県限定のオリジナル鑑賞券(前売り券)が発売されている。
 同映画は作家・万城目学さん原作の琵琶湖を舞台にした作品で、湖東地域の架空の城下町「石走(いわばしり)」は彦根をイメージ。映画のロケは彦根城など滋賀県内で行われた。
 鑑賞券は主演の濱田岳さん、岡田将生さんの横にひこにゃんが立っているデザイン。1300円。販売場所は彦根城管理事務所、彦根市観光案内所、夢京橋あかり館、花しょうぶ通り商店街・戦国丸などで。彦根観光協会のホームページでも販売。

2013年12月21日土曜日

彦根城天守前で鏡もち用のもちつき ひこにゃんも

 彦根城天守前で19日、天守の玄関口に置く鏡もち用のもちつきがあり、ひこにゃんも挑戦していた。鏡もちは大小2段重ねで27日に天守前や楽々園前などに設置される。
 もちつきは、彦根城管理事務所の職員が交代しながら行い、鏡もち用以外はきな粉もちにして、ひこにゃんファンや観光客ら約300人に振る舞われた。
 ひこにゃんがつき始めると、詰めかけたファンは「かわいい」「がんばって~」などの声援をあげ、盛んにフラッシュを浴びせていた。
 来年1月6日朝に彦根城の作業員事務所で鏡もち開きがあり、午前11時ごろから表門や玄宮園などの各券売所で計330人に配付される。

2013年12月20日金曜日

彦根城フェス来年秋開催へ 全国城サミット開催に合わせて

 彦根城内をイベント会場にした「彦根城フェス」(仮称)が来年10月初めから11月末まで行われることが決まった。今週20日に実行委員会の設立総会が彦根商工会議所で開かれる。
 今年6月に福島県で全国城サミットが行われ、2回目が彦根市内で来年11月末に行われるのに合わせて彦根城フェスの開催も企画された。同フェスでは「城内をテーマパーク化する」をコンセプトにしたさまざまなイベントが催される予定。
 実行委員会は市、彦根商工会議所、彦根観光協会、彦根商店街連盟、彦根青年会議所、稲枝商工会のメンバーで構成され、ほかの市民有志と連携しながらイベントの内容を決める。

2013年12月19日木曜日

コスプレDE彦根城 アニメやゲームの武将・忍者に変身

 アニメやゲームに登場する武将などのキャラクターに変身するイベント「コスプレDE彦根城」が15日に城内で行われ、県内外から60人に参加した。
 日本ご当地キャラクター協会(本部・小泉町)の津田志保さん=長浜市=らによる実行委員会主催のイベントで、今年6月8日に続いて2回目の今回はミクシィなどのSNSのネットワークで集まったコスプレを趣味にしている10代~40代の男女(9割女性)が参加。
 滋賀県護国神社で受付と着替えをした後、戦国武将や忍者などコスプレのままで彦根城内に向かい、天守前や玄宮園などで記念撮影。観光客らも物珍しそうにその光景を眺めていた。
 滋賀、京都、大阪の各府県から6人でアニメ・忍たま乱太郎の衣装で参加したグループの代表・宿谷美貴さん(20)は「キャラクターが好きな者同士が交流できて、とても楽しい」と話していた。

彦根城ですす払い 1年の汚れ落とす

 彦根城で恒例のすす払いが16日、天守などで行われた。
 すす払いは天守、太鼓門櫓、天秤櫓、西の丸三重櫓、佐和口多聞櫓の1年の汚れを取り除く行事で、この日は天守のみで行われ、ほかの櫓も1週間かけて作業が行われる。
 彦根城管理事務所の職員45人が赤い法被とヘルメットを装着し、天守では柱上のほこりやクモの巣をほうきで払ったり、床をふいたりした。3層目では命綱をつけた作業員が窓から身を乗り出し、ひざし部分などをきれいにしていた。
 城内では19日午前9時半~天守前広場で鏡もちつきがあり、ひこにゃんもお手伝いをする。このほか、24日に表門などで門松飾り、26日に天秤櫓などでしめ飾り、27日に表門などに鏡もち設置、来年1月6日に彦根城作業員事務所で鏡開きがある。いずれも午前9時~。

2013年12月18日水曜日

彦根市の大久保市長と市議会が対立 市役所本庁舎の耐震化で、市長「時間を」議会「早急に」

 彦根市役所本庁舎の耐震化を巡って、大久保市長と市議会側が対立。市議会側は「直ちに耐震補強工事を求める」決議案を、きょう18日閉会の12月定例会に提出し、全会一致で可決した。
 本庁舎は昭和47年に建築された建物で、完成から40年が経過し耐震化が必要な状況。市は前市長時代の平成24年度予算の中に設計費として1827万円を計上し、本庁舎耐震化整備事業推進本部を立ち上げて昨年10月から協議を行い、増築や改築など9つの案の中から県有地の一部(延べ2000~2500平方㍍)を含むエリアに5階建ての建物と立体駐車場を建設する方向で決定。工事期間中に活用するため、中央町の民間ビルを昨年末に購入し「中央町仮庁舎」としてすでに市の危機管理室が入っている。
 しかし、▽建設費用が概算で約30億円かかる▽執務スペースが3割減る▽元々の建物のコンクリート寿命があと15年だとされる▽国体の主会場誘致による設備投資―などを理由に、大久保市長は就任後に白紙化を決意。8月に「県有地の購入を再考する」旨を県に伝え、9月には市議会にも説明。開会中の12月議会では「少し時間を頂き、来年4月に市民を加えた検討委員会で決めたい」と話していた。
 本庁舎の耐震化計画の白紙化に対し、市議会一般質問や総務常任委員会では市議から「国体や(校園への)エアコンに関する事業よりも最優先すべき事案だ」「(人の)命が最も大事であり、一刻も早く着手するべきだ」「4月に検討委員会を立ち上げて、いつ決定するというのだ」などと、本庁舎の耐震化を早急に求める要求が相次いだ。
 これに対し市長は「本庁舎の安全を確保するのは最優先の課題で、個人的には一刻も早く取りかかりたい」としながらも「現行案を含めてもう少しだけ時間を頂いた後にお示しできるようにしたい」との回答に終始だった。

2013年12月17日火曜日

書き損じはがき募集 彦根ユネスコ協会、発展途上国の教育支援で

 彦根ユネスコ協会(事務局・市教委生涯学習課)は、書き損じはがきを現金化して貧しいアジアの国々に寺子屋などを創設する教育支援キャンペーンに協賛。年賀状などの書き損じはがきを今月16日から募集している。
 日本ユネスコ協会連盟では平成元年以降、学校に通っていないアジアの発展途上国の人々のために、世界各国に寺子屋を設けて教育の機会を提供する「ユネスコ世界寺子屋運動」に参加。その運動の一環で、住所や名前などを書き間違えてポストに投函されなかった書き損じはがきを全国の協会に集めてもらい、それと交換した切手を企業などの協力で現金化し、カンボジア、アフガニスタン、ネパール、ラオスなどに教育支援をしている。
 書き損じはがき1枚で45円分の募金となり、カンボジアでは消しゴム2個、アフガニスタンではノート2冊、ネパールでは鉛筆7本、ラオスではチョーク35本に交換することができ、カンボジアでは11枚で子どもが寺子屋にひと月通うことができるという。同連盟では今回の募集でカンボジアとアフガニスタンに1軒ずつの寺子屋創設を目指している。
 彦根ユネスコ協会は昨年度に続いて2回目の協賛で、今年度は来年2月14日まで市役所1階や市教委、市内公民館、市立図書館に回収ボックスを設置し、書き損じはがきを募集。ほかに未使用の切手やビール券などギフト券の寄付も求めている。昨年ははがき7946枚など35万7005円分を集めた。問い合わせは市教委生涯学習課☎(24)7974。

平和堂のキャラ・はとっぴー誕生

 平和堂は11日、イメージキャラクター「はとっぴー」が誕生したと発表。今年7月からデザインを募集していたところ、全国から3033点の応募があり、社内で20点を選考。10月1日から2週間、インターネットで投票を受け付け、その結果に基づいて同社で最優秀賞1点と優秀賞10点を選び、最優秀賞のデザインをはとっぴーと名付けた。今月12日からチラシや店頭、ホームページなどの販売促進で活用している。

国体の主会場誘致へバッジ完成、彦根市体育協会

 平成36年に滋賀県内で開催予定の国民体育大会の主会場誘致に向けて、彦根市体育協会はバッジを製作。11日に市役所で贈呈式を開いた。
 主会場の誘致先の候補地に県立彦根総合運動場があがっており、今年度中にも決定される予定。先月14日には湖東湖北の7首長が同運動場への誘致を求めて、嘉田知事に要望書を提出した。
 バッジは直径3㌢で、ひこにゃんのイラストと「2024国民体育大会主会場を彦根に」と記されている。2000個作られ、犬上3町、愛荘町、米原市の首長、スポーツ少年団、企業などに配布される。贈呈式では同協会の中村善一郎会長が大久保市長にバッジを寄贈。バッジがデザインされたプレートを手にしたひこにゃんを挟んで記念撮影も行われた。中村会長は「何としても主会場を彦根へという思いがあります。皆さんと一緒にがんばっていきたい」と述べた。

2013年12月15日日曜日

近江鉄道 初詣フリーきっぷ発売

 近江鉄道は30日まで「初詣フリーきっぷ」を販売している。
 中学生以上550円、小学生280円で、近江鉄道全線が1日乗り放題になる乗車券。31日から来年1月5日まで利用でき、31日は年越し用の電車でも使用できる。八幡山ロープウエーとオーミマリン往復券の20%割引も。主要駅と近江鉄道旅行センターで販売している。
 ほかに、彦根港・竹生島往復用のオーミマリン彦根港(中学生以上2640円・小学生1320円)と、八幡山ロープウエー(同640円・同320円)の初詣券も。現地と米原~近江八幡の駅、旅行センターで販売。いずれも通信販売あり。

西村佳江子さんイラスト展 高宮駅コミュニティセンターで

 彦根市高宮町のイラストレーター・西村佳江子さん(43)の作品展が2日から高宮駅コミュニティセンターで始まった。
 西村さんは平成19年の彦根城築城400年祭時に彦根城の周りに市民が集った様子を描いたのを最初に、ひこね元気計画21の応援団長・まめさん、彦クラブのキャラクター・ピースちゃん、自作のキャラ・のび蔵さんとこいさん天使などのイラストを描いてきた。
 作品展ではギャラリーで原画やチラシ計11点を展示しているほか、ホールでは粘土で作った小さなお地蔵さんを富士山山頂などで撮影した写真34点も並べている。開館は午前8時半~午後5時半、1月29日まで。

2013年12月12日木曜日

彦根市保健・医療複合施設 くすのきセンター完成へ、休日急病と在宅医療に対応

 彦根市立病院の敷地内に建設中で、休日急病診療や在宅医療支援などの機能を備えた彦根市保健・医療複合施設が13日にも完成する。また市は募集していた施設の愛称を「くすのきセンター」に決定した。
 彦愛犬1市4町での医師不足と、一次救急を担う彦根休日急病診療所(平田町)の設備の老朽化、高齢化による在宅医療ニーズの増加などにより、複合施設の設置が平成22年の滋賀県の医療再生計画に盛り込まれた。市は地域医療の拠点施設を目指し、県が国からの交付金を受けて設置した地域医療再生基金を活用しながら、昨年12月20日に市立病院の北側駐車場で着工。鉄骨3階建ての延べ床約3002平方㍍で建設した。
 1階に休日急病診療所と乳幼児健診など向けの保健センターが設けられたほか、現在、平田町にある市健康推進課の機能を2階に移転。3階には彦根医師会や彦根歯科医師会、彦根薬剤師会など5団体の事務室などを設置した。整備費は約7億2935万円で、うち基金からの補助が約3億円。
 今月21日に竣工式があり、来年1月から(休日急病診療所のみ2月から)運用を開始する。
 なお愛称の募集には1市4町から82点の応募があり、高宮町の澤田敬子さんの「くすのきセンター」が選ばれた。「クスノキが長寿の象徴で、保健や医療福祉に安心を求めてやって来る住民の止まり木のような施設になってほしい」との思いが込められている。竣工式で表彰状が手渡される。

彦根城のしめ縄作り、ひこにゃんお手伝い

 彦根城の天秤櫓に設置するしめ縄作りが9日、彦根城作業員事務所(金亀町)で行われ、ひこにゃんもお手伝いした。
 この日作ったしめ縄は長さ約6㍍、太さ約25㌢㍍、重さ約50㌔で城内では最大。赤い法被姿の作業員10人が、もち米のわらを束ねて、わらが飛び出さないように釣り糸でくくり、「よいしょ」「それ」などと掛け声をかけながらしめていた。ひこにゃんも作業員の中に入って一緒に力強く縄をしめていた。
 しめ縄は市内の農家から提供を受けたわら約100㌔が使われ、全部で10本製作。この日に作られた天秤櫓のものが最後の1本で、ほかに長さ60㌢から2㍍60㌢のしめ縄が天守、玄宮園東口、馬屋、開国記念館など計9カ所に今月26日に設置される。

2013年12月10日火曜日

ひこね市民手づくり第九演奏会 第16回目

 ひこね市民手づくり第九演奏会が15日午後2時~文化プラザで開かれるのを前に団員たちが練習に励んでいる。
 第九演奏会は平成9年2月11日の文化プラザのオープンを記念して始まり、以降、合唱団とオーケストラ合同で毎年12月に演奏会を開催。第6回目からは実行委員会を結成し、市民の手による自主的な運営をしてきた。
 16回目の今年はショスタコーヴィチ作曲の交響曲第9番変ホ長調とベートーヴェン作曲の交響曲第9番ニ短調を披露する。合唱団とオーケストラの団員は小学生から80歳代までの約80人ずつで、9月から毎週日曜夜に練習をし、今月1日には合唱団とオーケストラで合同練習をした。
 実行委員長の川口洋平さん(72)は「新しい若い世代の女性が団員に入ってきて、ますます活気あふれるメンバーになった。練習もうまくいっており、本番もその成果を見せたい」と話している。第九演奏会の入場料は前売り1500円、当日2000円。文化プラザ、ビバシティ、アルプラザ彦根などで販売している。

2013年12月8日日曜日

画家・高橋良さんアクセサリーデザイナー・高橋夏美さんの夫婦展

 彦根市中央町の画家・高橋良さん(34)とアクセサリーデザイナー・夏美さん(34)夫妻の新作展が、6日から同町のギャラリーで開かれている。
 良さんの作品は赤い鳥を描いた日本画が多く、青い鳥と赤い鳥で人間の陰陽を表現したり、釘などの巣の中にあるガラス製の卵の殻から誕生した赤い鳥を描いて現代の世の息苦しさを表したりしている。
 夏美さんのは、クリスタルやガラス、アクリルなどのアクセサリーをミックスさせた作品。展示会場ではアンティークな家具と一緒に絵やアクセサリーを配置している。絵画約20点、アクセサリー約70点。
 開館は午前11時~午後6時、11日まで。ギャラリーの場所はKビル2階。問い合わせは同ギャラリー☎(20)4963。

2013年12月7日土曜日

町工場の作業員から弁護士に 27歳の石田拓也さん 四番町スクエアに事務所開設

 彦根市高宮町の弁護士・石田拓也さん(27)が四番町スクエア内に法律事務所を開設した。
 石田さんは高宮小学校、彦根中学校を経て、彦根東高校に進学したが、「一身上の都合」により八日市にある通信制の司学館高校へ編入。勉強しながら町工場などでアルバイトをしていたが、大学進学を決意し、ほぼ独学で1年半の受験勉強の末、早稲田大学国際教養学部に入学。1年生の冬ごろに弁護士になろうと思い立ち、法律を本格的に学び始めた。早大卒業後、特待生として同志社大学法科大学院へ入学。2年間勉学に励み、25歳の時の平成23年9月に司法試験に合格し弁護士となった。
 大阪の法律事務所での勤務を経て「地元・彦根の皆さまのために働こう」と独立を決意。先月22日に四番町スクエアに法律事務所を設けた。石田さんは「刑事、民事どんな事案でも依頼人のために全力を尽くしたい」と話している。問い合わせは石田法律事務所☎(22)5510か☎070(5656)8427。

2013年12月5日木曜日

伝統の小泉紅かぶら収穫祭 八王子神社で天日干し後 漬け物に

 彦根藩井伊家に納めたとの記録が残る「小泉紅(べに)かぶら」の収穫祭が1日、小泉町内であり、地元住民たちが農園(約1000平方㍍)に育ったかぶらを収穫した。
 小泉紅かぶらに関しては、江戸時代後期に玄宮楽々園の庭園の手入れをしていた小泉村の住民が、かぶらを見つけて種を持ち帰って育て、漬け物にして藩主に献上したところ喜ばれ、「小泉紅かぶら」として名産になったとの伝承がある。また井伊家文書のうち、明治3年(1870)に記述された帳面には「小泉町の住民が200本を納品した」との記述もある。
 地元住民らは昭和62年に小泉紅かぶらを復活させ、その後中断したものの、平成20年に再挑戦し、以降毎年この時期に収穫祭を行っている。今年は小学生から高齢者まで約40人が参加。農園で約800本のかぶらを収穫した後、近くの川で洗い、わらの縄で6本ずつ結った後、八王子神社の境内に天日干しをした。1週間ほど干された後、漬け込まれ、来年2月下旬には市内の飲食店や宿泊施設で出される。
 地元団体・小泉八王子俱楽部部長の北村光男さん(72)は「大きさもちょうど良く、おいしい漬け物が出来そう」と話していた。

破魔矢・鏑矢に絵馬付け、多賀大社で正月の提供品作り始まる

 多賀大社で1日から、破魔矢(はまや)など正月の提供品に絵馬を付ける作業が始まった。24日からはアルバイトの高校生や大学生計40人が加わり、年末までに急ピッチで完成させる。
 多賀大社では毎年この時期に、巫女(みこ)や神職計35人が長さ60㌢の破魔矢計8000本と、同73㌢と同150㌢の鏑(かぶら)矢計4000本に、来年のえと・午(馬)が描かれた絵馬をくくり付けている。
 年末までに破魔矢などのほかに、宝船や熊手など縁起物やお守り、お札など約100種類・計約15万個を仕上げるという。
 なお、多賀大社では来年三が日の参拝客を、例年並みの47万人(今年47万人)と見込んでいる。

2013年12月4日水曜日

高宮町のパン屋「クラウンブレッド平和堂」閉店へ

 彦根市高宮町の中山道沿いのパン屋「クラウンブレッド平和堂」が7日に閉店する。
 同店は店主の馬場貞二さん(70)が昭和47年11月18日にオープン。奥さんの直子さん(61)と二人三脚で経営し、カステラパンやあんパンなどを買い求めに市内外から多くの人が訪れる店だった。またひこにゃんをイラストしたあんパンや巨大なパンも人気だった。一方で、馬場さんは高宮町で毎年6月に蝸牛会アート展を開催するなど、まちの活性化にも貢献してきた。
 しかし今年で70歳となり、店舗前の下水道工事で道路が通行止めになることもあり「もし40歳代なら少し休んで再開するが、やはり老いには勝てない」と閉店を決意。馬場さんは「これまで多くのお客さまや従業員の皆さまに支えられてきたことを感謝しています」と話している。
 同店の営業時間は午前7時半~午後7時半。駐車場あり。問い合わせは同店☎(23)0605。

彦根署で歳末特別警戒パトロール出動式 ひこにゃんも参加

 歳末特別警戒パトロールの出動式が11月30日、彦根署の駐車場であり、署員や彦根・犬上の首長ら約90人が参加。ひこにゃんらも登場し、式典を見守っていた。
 県警では年末年始に金融機関やコンビニなどを狙った強盗事件、飲酒による暴力や交通事故が多発することを懸念し、毎年12月1日から来年1月3日まで警察活動を強化している。
 出動式には署員や首長のほか、防犯団体代表らも参加。岩崎松則署長が「緊張感を持って地域の期待と信頼に応えてほしい」と訓示し、大久保市長らが激励のあいさつをした後、署長を先頭にひこにゃんらも続いて服装と車両を点検。その後、署員らはパトカーや青色回転灯装備車など計19台の車両に乗り込み、県警のヘリコプターが上空を旋回する中、ひこにゃんらの見送りを受けながら出動していった。
 年末にかけて同署は管内の金融機関やコンビニへの防犯指導にあたる。

彦根市役所市民課に番号表示用の大型モニター設置

 彦根市は12月2日から市役所1階の市民課窓口に、番号表示用の42インチの大型液晶モニターと、同型の広告用モニターを設置する。27日から3日間は試験運用された。広告代理店からの無償提供による設置は県内初だという。
 市民課窓口ではこれまで、一つの番号しか表示できないパネルだったが、大型モニターを設置することで、複数の番号が表示できたり、文字が大きくなったりの利点があり、来庁した市民にとってはわかりやすくなる。新設されるのは受付・交付番号表示のモニター1台ずつなど。
 広告用モニターには市内企業などの広告画像を流すほか、時事通信社からの最新のニュースや天気の情報も放映していく。2台新設され、広告は1社につき15秒間ほど流される。設備費などはすべて広告代理店・宣通(名古屋市)が負担し、広告掲載料の一部など年間約90万円も市に支払う。

聖泉大学生講師で思いやり教室 内閣府と県の犯罪被害者への理解向上で

 聖泉大学(彦根市肥田町)の学生たちが企画し、小学生に相手を思いやる大切さを教える「思いやり教室」が28日に市立佐和山小学校で開かれた。
 さまざまな犯罪の被害者への理解と関心を高めてもらおうと、内閣府と滋賀県が共催で実施し、その企画を全国で初めて聖泉大学などの学生に依頼。聖泉大学では実行委員会(黒木大祐委員長)を設け、そのうちの小学校への普及啓発事業のグループが今年5月から企画と練習に努めてきた。
 21日の亀山小学校に続いて2回目となった佐和山小には6人の学生が参加。学生たちによる手作りの人形や手描きのパネルを使いながら、黒木委員長ら3人が話し手となって、1年生100人にあいさつの大切さや知らない人に付いていかないことなどを伝えた。教室の最後には思いやりをイメージしたハートマークの作り方も教えていた。
 学生の中野彩香さん(20)=長浜市=は「声がしっかり出せているか、録音するなどして一生懸命に練習してきました。その成果を出せたと思います」と話していた。思いやり教室は12月5日に稲枝東小でもある。

2013年12月1日日曜日

彦根署チームが滋賀県交通安全教育コンクールで優勝

 滋賀県交通安全教育コンクールで優勝した彦根署のチームが26日、報告のため市役所を訪れた。
 同コンクールは、県内で交通安全の啓発活動をしている有志たちが警察署ごとにチームを組んで、日ごろの活動内容を寸劇などで披露し、啓発の仕方が分かりやすいか工夫されているかなどを競うイベント。
 県庁で今月6日に開催され、11チーム約80人が参加。彦根署のチームはNPOひまわり副理事長の夏川清美さん(69)、彦根署交通課巡査長の阿慈地直人さん(41)、いずれも彦根市交通対策課の木村真由美さん(48)、前川祐一郎さん(26)の4人。
 同コンクールでは自転車にふんした4人がルールを守らない人に乗られて、不満を募らせている様子を寸劇で披露し、見事優勝した。市役所での報告会でも寸劇を見せ、市長らから笑いを誘っていた。彦根署チームは来年2月7日の大阪府堺市での近畿管区内交通安全教育コンクールに滋賀県代表で出場する。

ひこね市文化プラザ指定管理巡り「彦根市教育委員会職員の行動に違法性」市民が監査請求

 文化プラザの指定管理者の公募過程における市教委職員の行動に違法性があるとして、現管理団体に所属するNPO法人ひこね文化デザインフォーラム理事の西村文明さん(65)=極楽寺町=が26日、旅費の返還などを求めて監査請求を行った。
 文化プラザの指定管理者の選考を巡っては、市教委が平成26年度から5年間の管理者を公募し、県内外から5団体が応募。市教委指定管理者候補者選定委員会で審査を行い、7月に候補として施設管理業のケイミックス(東京都港区)を選考。9月議会で可決されて決定した。
 西村さんが市監査委員に提出した請求書によると、公募要項の接触禁止条項では応募者が選定委員や市職員らに提案について接触することを禁じているものの、市教委の次長が選定委員にも入っていた文化振興室長を、公募開始直前に東京のケイミックス社と滋賀県内の1団体に訪問させて応募を促したと指摘。
 その依頼に応えて業者が応募してくれば、室長としてその業者に低い評価をつけづらくなるなどとし「公募要項に実質的に違反しており、次長が専決した旅行命令は違法だ」として、東京と滋賀県内の旅費計2万9560円の返還を求めている。
 西村さんは本紙の取材に「公務員が事前に業者と接触するという、市民に疑念を抱かせる行為をすることは公務員の倫理的にふさわしくない」と話している。

2013年11月29日金曜日

近江屋ツアーセンター廃止へ 湖東湖北の滞在型観光を担当

 湖東・湖北の市町や観光関連団体で組織しているびわ湖・近江路観光圏協議会(事務局・彦根市)が、滞在型観光に繋がるツアーの企画・運営を行ってきた「近江屋ツアーセンター」を、今年度内に解散させる方向で調整していることがわかった。
 同協議会は県北部の観光振興を目的に平成20年8月に彦根や長浜、近江八幡、犬上郡、日野など5市13町(合併前)の自治体や団体で設立したが、その後、近江八幡や東近江などが相次いで退会。現在は彦根、米原、長浜、犬上3町、愛荘、日野の3市5町で構成されている。
 近江屋ツアーセンターは圏域内の宿泊客増加を狙い、滞在型観光に結びつくツアーの企画と運営を担当してきた。設立当初は長浜市内の四居家にあったが、昨年6月に彦根市に移動。滋賀県湖東合同庁舎内に事務所を設け、常勤職員が2人いる。
 しかし市によると、国からの補助が終了したことに伴い、同協議会に所属する各市町間における資金繰りの調整がつかなくなったことなどから、担当者レベルで廃止する方向で進めている。近く各市町間で正式に決定する方針。なお同協議会自体は存続させながら、各市町間で滞在型観光の推進につながる戦略を模索していくという。

2013年11月28日木曜日

ひこね甲冑祭に県内外から20人参加

 ひこね甲冑祭が23日、市内商店街で初めて開かれた。この日は四番町スクエアでひこね丼誕生祭、銀座商店街などでゑびす講も開催され、甲冑姿での参加者は来場者の注目を浴びていた。
 甲冑祭は市民有志の実行委員会による開催で、県内外から20人が参加。四番町スクエアで勝ちどきをあげた後、四番町や夢京橋キャッスルロード、花しょうぶ通り商店街をウォークラリー。
 参加者たちは花しょうぶ通りに向かう途中にゑびす講が開かれていた銀座商店街も通り、来場者からの記念撮影などにも応じていた。京都府城陽市の山本義則さん(45)と一緒に参加した息子の壮琉君(9)は「少し強くなった感じで楽しい」と話していた。

2013年11月26日火曜日

稲里町の曳山 彦根仏壇職人が組み立て 活用検討へ

 彦根市の稲里町で使われていた曳山の組み立て作業が終了し、20日にマスコミ陣などに公開された。
 この曳山は高さ約5・5㍍×幅約2・7㍍×奥行き約3・6㍍。市教委文化財課によると、江戸時代末期から明治時代初期に長浜の曳山大工・藤岡一門から購入したとされる。長浜の曳山と比べると4分の3ほどの大きさのため、歌舞伎の演技場としては小さすぎるという。昭和30年代には稲里の地元で盆踊りの櫓として使われていた。
 稲里町自治会から平成9年に部材の寄贈を受けた市は、修理と活用を検討するため組み立てることにし、彦根仏壇事業協同組合に作業を依頼。木地師や宮殿師ら伝統工芸士約10人が9月から週に1、2回のペースで作業を行い、10月末に完成させた。
 20日には大久保市長も視察に訪れた。文化財課では今後の活用の仕方を検討している。

2013年11月25日月曜日

観光ガイドボランティアに挑戦 外国人にも英語で、城西小学校の児童

 彦根市立城西小学校の児童たちが20日、彦根城で観光客へのガイド役に挑戦。昨年12月に地球規模の問題に対処できる人材を育てるユネスコスクールに指定されたことから、外国人の観光客にも英語で積極的に話しかけていた。
 城西小では総合的な学習の時間で、城内でガイドを務める体験を実施している。今年は4年生70人が天守や天秤櫓、太鼓門櫓などについて事前に学んだことを画用紙に手書きでまとめ、3~5人ずつの17グループに分かれて城内7カ所で待機。観光客を見つけると「案内をしています」と声をかけ、建造物や石垣などについて説明していた。
 また習いたての英語を使って外国人へのガイドにも挑戦。天守前広場で外国人に天守の部材について説明した高山美咲さん(10)は「わかる英語だけ使って、わからない所はローマ字で説明した。これからもっと英語を勉強して、外国人の方にも積極的に声をかけていきたい」と話していた。

中日本道路 彦根保全・サービスセンターで除雪車の出動式

  本格的な冬の到来に合わせて、名神高速道路と北陸自動車道を管理する中日本道路の彦根保全・サービスセンターは21日、原町の彦根インターチェンジ内で除雪車などの出動式を開いた。
 同社は名神の関ヶ原IC・八日市IC間44・8㌔と北陸道の米原JCT・木之本IC間23・7㌔の区間を担当。先月21日に開通した湖東三山スマートICについても県が管理する国道307号線の交差点からETCゲートまでの区間で県からの委託を受ける形で作業を行う。
 今年は作業員最大330人、除雪機械90台の体制で除雪と凍結防止剤の散布を行う。車両出動時は2、3台編成を約15分~30分間隔、時速50㌔の低速で走行させる。作業期間は3月31日まで。
 安全祈願式後に行われた出動式には同社職員や、滋賀県警・岐阜県警の高速道路交通警察隊の隊員ら計約150人が参加。同社保全サービス事業部の小出寿副部長が「高速道路を安全に利用してもらえるよう、雪氷対策に取り組んでいきたい」とあいさつした後、作業員が車両に乗り込んで出動していった。

2013年11月23日土曜日

稲部遺跡・稲部西遺跡で現地説明会

 彦根市稲部町の稲部遺跡(約790平方㍍)と稲部西遺跡(約2089平方㍍)の現地説明会が24日午後1時半~ある。
 芹橋彦富線・稲部本庄線の道路改良工事に伴い、市教委は今年7月から稲部、11月から稲部西の両遺跡の発掘調査を実施している。そのうち稲部遺跡からは縄文時代の竪穴式住居跡や縄文土器、弥生時代末期から古墳時代初頭の掘立柱建物跡、土師器(はじき)などが見つかっている。
 稲部遺跡の発掘調査は昭和56年ごろにも行われたが、約300㍍離れた場所にある稲部西遺跡は初の調査。これまでに古墳時代から平安時代にかけた土器が見つかっているという。
 当日の説明会では文化財課職員が、稲部遺跡を中心に建物跡や出土品などについて説明する。集合場所はみづほ保育園の駐車場。参加無料。小雨決行。問い合わせは文化財課☎(26)5833。

2013年11月21日木曜日

287人が忍者姿も31人失格でギネス不認定、寺村邦子さん2度目に意欲

 忍者姿になってギネス記録に挑戦するイベントが14日夜に彦根城の二の丸駐車場で開かれ、287人が参加。規定の250人を超えたが、格好が不十分な参加者が多かったため、ギネス記録に認められなかった。
 市内で8つのギネス記録を樹立している寺村邦子さん(58)=尾末町=が企画。今年6月にリレーで歌う挑戦がギネス記録に認められなかったため、リベンジのイベントだった。
 今回はいずれも黒色の長そで・長ズボン、帯、ふくらはぎに脚はん、目以外を隠す頭巾やマスク、手甲、足袋を装着し、刀や手裏剣など武器を所持するのが条件だった。
 当日は県内外から0歳~84歳の男女が参加。受付で衣服などを借りて、着替えた後、佐和口多聞櫓の石階段に並んだ。家族4人で参加した西今町の荻原真次さん(33)・江里さん(34)・空大君(9)・歩大君(6)は「忍者の格好はかっこいい」「意外と着るのが大変だった」などと話し、ほかの参加者も武器を高々とあげたり、ポースをとったりして、ギネス認定の雰囲気がただよった。
 しかし、覆面が完全でなかったり、武器を持っていなかった参加者が31人おり、規定の失格者5%を超えたため、午後8時半ごろ、調査していたギネス社の認定員2人が「不認可」を告知。参加者からは落胆の声が聞かれた。
「衣装残しておいて」
ギネス社に不信も
 寺村さんは「皆さんには申し訳なく思います」とした上で「挑戦イベントは3回できると聞いて、その場で2回目をしていたら達成できていた。(ギネス社には)不信が残る。別の日に2回目をする予定なので、参加者の皆さんには進呈した衣装を残しておいてもらいたい」と話していた。

彦根市平和祈念式典 沖縄と知覧訪問の小中学生が体験発表

 過去の戦争で祖国のために亡くなった彦根市内のご英霊の遺徳をしのぶ、彦根市平和祈念式典が17日、文化プラザで行われ、遺族ら約200人が参列。式典では鹿児島県の知覧や沖縄県を今年3月に訪れた市内の児童生徒による体験発表も行われた。
 滋賀県内の戦没者約3万7450柱をまつっている県護国神社(尾末町)には彦根市内の約2700柱も合祀されている。式典で彦根市遺族会の西田惣次郎会長は「ご英霊に国の礎、平和をいただいたことを忘れません。過去を意識しない世代が増え、私たち遺族は厳しい過去の事を後継者に正しく伝えていかなければならない」とあいさつ。
 体験発表で、太平洋戦争(大東亜戦争)時に特攻基地があった知覧を訪れた新美杏果さん=当時・金城小6年=は「特攻隊の戦死たちは遺書に『幸福』や『笑っていく』と書いていました。死ぬとわかっていて笑顔でいける特攻隊の戦士たちを尊敬し、『日本のため』『家族のため』に行ってくれた人たちに感謝したい」と述べた。
高宮駅で戦時品展
 彦根市高宮遺族会は29日まで、高宮駅コミュニティセンターで「平和のよろこび展」を開いている。先の大戦の激戦地だったパプアニューギニアでの戦没者遺骨帰還事業を撮影した写真や戦時品など約50点を展示している。午前8時半~午後5時半。入場無料。

テツandトモがゲスト参加 滋賀県立大学で糖尿病ウォーキング

  糖尿病の治療や予防に関心をもってもらうためのウォークラリーが16日に滋賀県立大学(彦根市八坂町)であり、約80人が参加。サプライズゲストとして、タレントのテツandトモも登場した。
 世界糖尿病デー(14日)に合わせ、彦根市立病院や日本糖尿病協会滋賀県支部などが企画。参加者は6、7人のグループに分かれ、大学構内の平坦2㌔コースと坂道を含む3㌔コースのどちらか一方をウォーキング。途中4カ所にはチェックポイントがあり、糖尿病に関するクイズや健康チェックなどを体験していた。
 テツさんは滋賀県出身で、トモさんや参加者と一緒に準備体操やウォーキングをして交流を深めた。小野林良子さん(58)は「さわやかな秋空の下、楽しかった。今回の事を自治会でも知らせたい」と話していた。

2013年11月17日日曜日

ひこね甲冑祭 甲冑や和服着て市内3商店街ラリー

 甲冑や和服などを身につけて彦根市内の商店街を巡る「ひこね甲冑祭」が23日に行われる。
 参加条件は、自作・所有または実行委員会が貸し出す甲冑(20人分)を着用するか、和服を着るか、当日に各商店街で作る紙製のかぶとをかぶるか、の3コース。いずれかを身につけながら、夢京橋キャッスルロード、四番町スクエア、花しょうぶ通り商店街の3カ所の「陣」で手形を手に入れてスタンプを押すと、先着500人にひこにゃんのペットボトルとひこね丼のクリアファイルがもらえる。
 ほかに▽甲冑などを身につけて手形を提示すると彦根城の入場料が無料に▽ラリー走破者のうち抽選で100人にひこにゃんオリジナルグッズが進呈▽3カ所の陣で先着200人に甘酒(夢京橋)、戦国汁(四番町)、戦国だんご(花しょうぶ)の振る舞い▽3商店街の協賛店で割引やドリンクサービスなど―特典もある。開催時間は午前10時~午後3時。午前10時~四番町スクエアで開会式があり、同10時半に参加者で出陣の勝ちどきを上げてスタートする。
 自作・所有の甲冑での参加者または貸し出しの希望者は、四番町スクエアのホームページに添付の申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上で実行委員会に郵送またはファクスで申し込む。問い合わせは四番町スクエア☎(27)7755。

第79回国体の主会場を彦根総合運動場に 湖東湖北の首長が要望書

 平成36年に滋賀県内で開催が予定されている第79回国体について、彦根市など湖東・湖北の7首長が14日、主会場を県立彦根総合運動場一帯にすることを求める要望書を嘉田知事に提出した。
 要望書では、彦根のほか、犬上3町、愛荘町、米原市、長浜市の首長名義で、開会式・閉会式が開かれる主会場の候補地にあがっている彦根総合運動場について▽交通のアクセスが良い▽隣接する市立体育施設や滋賀大学、私立高校、市立小学校などが有効活用できる▽県立長浜ドームや県立文化産業交流会館が近くにある―などの利点を列記。
 「国体を契機に湖東・湖北地域の経済発展、活性化が進むことで、滋賀県の経済の均衡と拡大が図れる」などとし、「主会場を彦根総合運動場一帯に」と求めている。

雑穀料理家・つぶつぶグランマゆみこさん「新しい価値観と食卓を」、子育てセミナーで

 雑穀料理家の大谷ゆみこ(愛称・つぶつぶグランマゆみこ)さんを講師に招いた子育てセミナーが13日、グリーンピア彦根で行われ、県内外から親と子ども計約60人が参加した。
 ゆみこさんは「人の血液は地球から生まれる穀物によって作られ、食べ物は地球と命をつなぐへその緒のような存在だ」と紹介した上で「赤ちゃんの育児にミルクや離乳食は必要ない。生後半年後まではおっぱい(母乳)、それ以降はごはんと塩素の入っていない水、海の塩を使ったみそ汁や漬け物を与えるだけで良い」と解説。「そうすることで子どもはごはんを尊び、何事に対しても信頼する心と習慣をつけるようになる」と述べた。
 子どもの育て方については「育てる(教育する)という意識をやめて、共に経験しながら生きる暮らしが自然に子どもを育てることになる」と助言。「子どもは無知で、怠慢、傲慢な視野の狭い王様のような存在から、経験と共に視野が広がり、意識が成長し、6歳のころから勘違いを修正しながら成長する」と説明しながら、情報と鍛錬の機会を与える重要性を説いた。
 このほか、親自身が「人生を楽しんでいる姿を見せる」「生命の力を信頼し、社会的権威を基準に生きない」「子どもの世話係、召使いにならない」ことなどをアドバイスしながら、新しい価値観と新しい食卓への改革をすすめた。
 講演後には、8曲の自作の歌と踊りを組み合わせた親子で楽しみながら学べる体験型のセミナーも行った。

2013年11月16日土曜日

石破茂幹事長 特定秘密保護法案や消費増税に理解求める、上野賢一郎氏のパーティーで

 滋賀2区選出の上野賢一郎衆院議員の政経パーティーが10日、彦根ビューホテルで開かれ、約500人が参加。同党の石破茂幹事長も来場した。
 石破幹事長は国会で審議中の特定秘密保護法案について「軍事情報など絶対に知られてはならない情報は間違いなくある。国家のために漏らしてはならない情報であり、政権維持のための情報ではない」と解説。上野議員が国土交通部会長代理や税制調査会幹事、国会対策委員会副委員長などを務めていることにもふれ「災害に強い国土にし、飛行機や鉄道など輸送コストを安くしないとならない」「消費税を上げることでしわ寄せが来ないよう、法人税を下げて企業の負担を少なくしないとならない」と消費増税などに理解を求めた。
 現政権については「昨年末の衆院選は自民党が勝ったというよりも、向こう(民主党)が負けただけだ」とした上で「ここ4、5年の間は微動だにしない政権にしなければならず、幹事長として自公体制をしっかりと維持していきたい」と述べた。
 専門分野の安全保障については「アジア、太平洋地域において米国の力は落ちており、中国の力が上がっている。力のバランスを維持するには、キレイごとではすまない」「普天間の米軍基地は辺野古に移し、本土でも負担していきたい」と力説。「自民党がまた、しくじることがあったならば、その時は日本が終わる、という緊張感をもたなければならない」と話した。
上野氏「地方の思い国会に」
 上野議員は「大企業や東京だけではなく、地方や地域の思いを国会で実現していかなければならない」「先の衆院選は私が勝ったのではなく、相手が負けただけ。私の評価はこれからの活動にかかっているということを肝に銘じてがんばっていきたい」と意気込みを語った。

2013年11月14日木曜日

若葉小児童「銀座は存続危機」 亀山児童「彦根梨PRでキャラ考案」、彦根市子ども議会で

 彦根市子ども議会が9日、市議会議場で開かれ、市内小学6年生の代表24人が地域の課題などを質問した。
 若葉小の堀川晴陽君は「銀座商店街は存続の危機にある。昔の銀座の賑わいを取り戻すため、銀座で店をやっている所に補助金を出しては」と質問。市は銀座商店街が取り組む事業に補助金を出していることや、空き店舗への出店者に家賃を補助していることをあげ「かつての賑わいを取り戻す可能性は残っており、銀座商店街の活性化に向けて支援してきたい」と述べた。
 稲枝東小の村木新世(あらた)君は「市の南部、特に稲枝地区に図書館を建てて欲しい。学校の図書館のコンピューターを利用して本を定期的に学校に配送してほしい」と要望。市は「新しい図書館の建設に向け、彦愛犬1市4町で検討している。市立図書館の本は学校図書館のシステム『ガリレオ』で検索することができる」と回答した。
 金城小の赤松歩依(あい)さんは「いじめをゼロにするのは困難だと思いますが、防ぐ努力は大切。彦根市のいじめ対策は?」と質問。市は、いじめの被害者への心のケアや加害者へのカウンセリング、電話相談のいじめ相談ほっとラインの開設などをあげた上で「これからも、いじめが無い学校づくりのために、共に考えて行動していきましょう」と答えた。
 このほか子ども議会では、亀山小の赤田理歩さんが彦根梨をPRするため、校内で考案したマスコットキャラクター『なしニャン』のイラストを掲げる場面もあった。
 6年生24人がデザインを募集し、約50点の作品の中から投票で、田中万結さんが考案した梨と猫を組み合わせたキャラクターが選ばれた。赤田さんは「なしニャンを彦根梨のゆるキャラにして、彦根を盛り上げるために使ってください」と要請。市は「彦根梨を担当しているJA東わびこがPRに使用していただく方が良いと考えるので、伝えておきます」と返答。
 質問後、赤田さんは「なしニャンを是非、使ってほしい」と話していた。

2013年11月12日火曜日

井伊直政開城300年祭で使用の道具展 佐和口多聞櫓で

 明治34年(1901年)に行われた井伊直政開城300年祭で実際に使われた道具が、彦根城の佐和口多聞櫓で展示されている。
 江戸時代、彦根藩の初代藩主・直政と2代・直孝を祭神とする社殿・護国殿が清凉寺内に建てられ、直政と直孝のそれぞれの命日にあたる2月1日と6月28日のみに開門され、藩士の参詣が許された。
 明治維新後、護国殿は神仏分離により清凉寺から離され、佐和山神社となり、毎年4月1日には「佐和山まつり」が催され、甲冑を付けた市民が馬上や歩いて街中を練り歩いた。特に直政が彦根入りしてから300年にあたる明治34年のまつりは盛大だったとされる。
 昭和13年(1938)に財政難で佐和山神社が井伊神社に合祀されると、佐和山まつりも途絶えたが、その後「城まつりパレード」として継承されている。
 佐和口多聞櫓では提灯(ちょうちん)や獅子頭、鞍(くら)など開城300年祭で使われた道具9点を展示。開館は午前8時半~午後5時、12月1日まで。入場無料。