2014年2月5日水曜日

中井貴一さん彦根市役所を電撃訪問 映画・柘榴坂の仇討の撮影合間に

 俳優の中井貴一さんが先月末、彦根市内での映画ロケに合わせて市役所を表敬訪問した。
 映画は、井伊直弼公の側近にあたる近習(きんじゅ)を務めた彦根藩士・金吾と、桜田門外の変で襲撃した水戸浪士・直吉の13年後のあだ討ちをえがいた「柘榴坂(ざくろざか)の仇討」。今秋公開の予定で、中井さんは金吾役を演じる。
 市内で撮影が行われているため、中井さんや若松節朗監督らが先月27日に市役所を訪問。来庁前に庁内にアナウンスされたため、1階ロビーには市職員や市民ら約50人が集まり、撮影衣装のままで登場した中井さんは、職員の代表からひこにゃんのぬいぐるみを受け取ると「これがひこにゃんですね」と笑顔で話し、職員らへの握手にも応じていた。
 この日は市長が不在だったため、市役所では議長応接室で谷口典隆議長や安藤博副議長、前川恒廣教育長ら10人が応対。谷口議長の「これまでの映画では直弼が良い描かれ方をしている作品が少ないので、中井さんの役割は重要です」との話に、中井さんは「井伊直弼を思い、生涯をかけます。お客様に伝われば、直弼の印象が変わるのではないかと思います」と回答。「『花の生涯』に父が長野主善役で出ていることもあり、彦根とはご縁があると感じています」と述べた。
 (※映画化の発表に合わせて、情報の解禁が5日午前0時となっていたため、本日付での掲載となりました)

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