藤井さんは昭和58年から市内の団体に所属して絵本の読み聞かせなどの活動を行い、3年後には西地区公民館で木彫りのサークルに入って、以降、彫刻を本格的に始めた。平成3年以降の市展では特選や市長賞、無鑑査奨励賞を受賞。市内外で板絵展を開いている。
材料はほとんどがベニヤ板で、木目を生かしながら「連想し見えてくるものを描いている」という。絵本の登場人物や動物をえがいた作品のほか、15枚の絵に100人の子どもが登場し一つの物語をイメージした作品「風のうた」は、作品の中に小さな穴を開けて後ろから光を当てることで風の文字が浮かび上がるようになっている。
「わらべうた」も15枚で一つの物語風で作られており、芹川のけやき並木と子どもたちがえがかれている。展示数は計49点。開館は午前10時~午後6時(土日は同5時)。月曜休館。入場無料。
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