2015年3月16日月曜日

高宮の心を東北へ 被災地・田の浦で滋賀県立大生と支援活動

  東日本大震災から4年目を迎えた11日、彦根市民団体「高宮の心を東北へ」のメンバー10人が宮城県本吉郡南三陸町の田の浦地区を訪れ、現地を訪問した滋賀県立大学の学生グループ・田の浦ファンクラブ学生サポートチームと一緒に炊き出しなどの支援活動を行った。
 同団体は震災以降、陸前高田市やいわき市、気仙沼市などで支援活動をしており、9回目の今回は10日夜に出発し、11日午前11時から午後6時ごろまで田の浦地区に滞在。
 県大生ら約20人は昼過ぎからキャンドル作りを行い、震災のあった午後2時46分には全員で黙とうし、同3時半ごろ~キャンドルを点灯して被災者と一緒に祈りを捧げた。
 同団体の加藤親生さん(51)=高宮町=は「被災者の皆さまにはすごく温かく迎えて頂き、私たちも皆さまの笑顔に救われました。出来る人が出来る時に出来る事をするという思いで今後も続けたい」と話していた。また県立大の鵜飼修准教授(46)は「大学関係者以外の彦根からの応援に感謝しています。お陰様で現地の方々との交流を深める事が出来ています」と語っていた。

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