摺針峠の約1㌔沿いののり面には粗大ごみや業務用ごみなどが大量に捨てられていたため、ボランティア団体・サラン彦根の十河勇一さん(53)が撤去作業を企画。十河さんの呼びかけで集まったボランティアや地元住民、滋賀大ヨット部の学生15人ら計約30人が参加し、17日朝から午後にかけて撤去作業をしたほか、「高宮の心を東北へ」のメンバーも炊き出しを行った。
十河さんによると、この日だけで、タイヤ30本、家電が軽トラ3台分、オートバイ・自転車・遊具で同1台分、自販機1台、日常雑貨が同2台分、そのほかでゴミ袋300個以上を収集した。昭和50年代から最近までに捨てられたごみが大半で、通りからトラックで一気に廃棄されたとみられる跡もあった。
滋賀大ヨット部長の甲佐陸空人(りくと)さん(21)=3年生=は「ごみが無くなるごとに達成感が生まれてくる」と話していた。また十河さんは「作業を進めるごとに山の色が変わってくる。本来の山の姿に戻りつつあるのがうれしい」と語り、2月14日以降に行う2回目の作業ですべてのごみを撤去するという。問い合わせは十河さん☎090(1675)7839。
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