谷垣氏は「リーマンショックで失った富の損失がアベノミクスにより戻りつつある。有効求人倍率は全国47都道府県で1を上回っている」とアピールする一方、「ただ個人消費がうまくいっていないため、消費増税を2年半先に延ばし、その間に皆さんが安心して生活できるように地方経済を良くしていく」と説明。「観光や農業のほか、人工知能(AI)を生かした新産業などで経済を成長させていく。その人材として小鑓さんが必要だ」と支持を求めた。
共産党と連携している民進党に対しては「共産党と組むのは政権交代をあきらめたということ。そのような志の小さな政治家たちに任せるわけにはいかない」と批判した。
山尾氏は「アベノミクスはお金持ちを大金持ちにしただけで、普通の人は豊かになっていない。安倍首相は自分に都合の良い言葉を並べているだけだ」と指摘。「アベノミクスの失敗は年金制度につけを回す」「待機児童の解消など子どもたちへの投資を進めていくべきだ」と話した。
憲法については「自民党は憲法改正を目指しており、この選挙では押し入れにしまっているようだが、選挙が終われば必ず表に出てくる」「戦後71年間、平和の形が守られてきたが、安倍首相の頭には9条改正がある」と解説した。
野党共闘については「与党が批判を強めるということは恐れの表れ。安倍政権の暴走を止めるために共に戦いましょう」と支援を呼びかけた。
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