乳がんなどの病気を経験した女性たちに、プロのメイクで日常とは異なる姿になってプラス思考に転換してもらうためのイベント「オトナ女子変身企画」が10日、彦根市安清町の料亭旅館やす井で開催。市内在住の福祉施設職員の森亜由美さん(45)が着物姿に変身し、写真撮影にのぞんだ。
17年前に乳がんとなり、抗がん剤治療で髪の毛が抜けてウィッグ(かつら)を活用した経験がある奥出真由美さん(58)=高宮町=が今年5月1日に立ち上げた団体「With Mamma」が主催。外見の変化などでもたらすストレスを軽減させるアピアランスケアの一環として、同じ経験をした女性たちに新たな自分を発見してもらおうと企画した。
子育てで悩む母親らにも
「モデル」撮影し写真集発刊へ
この日のイベントではプロのヘアーメイクやメイク、スタイリストが協力。2016年12月の検診で乳がんが見つかり、翌年4月に手術を受けた森さんがモデル役となり、ヘアーメイクとメイク、着付けを受けて、約1時間半後に着物姿に「変身」。友人の金澤由浩さん(57)がカメラマン役となり、やす井の庭園などで撮影した。
森さんは「普段とは違って身が引き締まる思いで、変身感が強い。この取り組みを通して、がん検診の啓発のほか、不安や悩みを持っている多くの女性の皆さんの力になれば大変うれしい」と話していた。
With Mammaでは1年ほどかけて約10人の女性たちの「変身」姿を撮影し、写真集にまとめる予定。奥出さんは「病気の治療を受けた女性や、子育てで苦労している母親など、日々がんばっている人たちをねぎらう気持ちから企画した。今回の取り組みが次のモデルにつながれば」と語っていた。問い合わせは奥出さん☎090(1890)2874。
17年前に乳がんとなり、抗がん剤治療で髪の毛が抜けてウィッグ(かつら)を活用した経験がある奥出真由美さん(58)=高宮町=が今年5月1日に立ち上げた団体「With Mamma」が主催。外見の変化などでもたらすストレスを軽減させるアピアランスケアの一環として、同じ経験をした女性たちに新たな自分を発見してもらおうと企画した。
「モデル」撮影し写真集発刊へ
森さんは「普段とは違って身が引き締まる思いで、変身感が強い。この取り組みを通して、がん検診の啓発のほか、不安や悩みを持っている多くの女性の皆さんの力になれば大変うれしい」と話していた。
With Mammaでは1年ほどかけて約10人の女性たちの「変身」姿を撮影し、写真集にまとめる予定。奥出さんは「病気の治療を受けた女性や、子育てで苦労している母親など、日々がんばっている人たちをねぎらう気持ちから企画した。今回の取り組みが次のモデルにつながれば」と語っていた。問い合わせは奥出さん☎090(1890)2874。
0 件のコメント:
コメントを投稿