2009年9月11日金曜日

今年も「豊作」 多賀大社で古知古知相撲

 多賀大社で9日、恒例の古知古知(こちこち)相撲が奉納され、まわし姿の2人の青年が拝殿前に設けられた砂場の「土俵」で相撲をとった。土俵の回りには参拝客が囲み、1戦ごとに大きな歓声が起こっていた。
 多賀大社は重陽の節句(9月9日)に、豊作を感謝する祭り「古例祭」を営んでいる。祭り後半に行われる古知古知相撲は、今年の農作物の出来を占い、東方の「力士」が勝つと豊作になると言われている。 

 今年は、立命館大3年の森成寿君(20)=東近江市=が「多賀の里」、大阪経済法科大3年の戸崎達矢君(20)=東近江市=が「寿命ケ石」のしこ名を付け、東西に分かれ三番勝負。1勝1敗で迎えた最終戦、東方の森君が下手投げで戸崎君を倒し勝利した。

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