2011年12月8日木曜日

ひこにゃん米 使用の酒・琵琶の神龍 発売へ 蔵元・多賀

 今秋に彦根市石寺町の田んぼにえがかれたひこにゃん田んぼアートの米を使った日本酒が近く完成。製造している蔵元・多賀(多賀町中川原)は「琵琶の神龍(じんりゅう)」の商品名で18日から発売する。
 ひこにゃんアートは市制75周年を記念し、約1・2㌶の田んぼにコシヒカリや日本晴、濃紫稲など5種類の穀物を使ってひこにゃんがかたどられ、10月1日に刈り取り作業が行われた。
 そのうち日本晴約4・8㌧はJA東びわこを通じて多賀に入り、今月4日から仕込み作業が行われた。同社では720㍉㍑のびん約2000本分の日本酒を製造。18日に彦根総合地方卸売市場(安食中町)で開かれる日曜市で発売するほか、同社やJA東びわこ、一部酒販店で販売する。
 同社監査役の中川信子さん(53)は「すっきりしたうまみで、絞りたてのためフレッシュな味わいのある酒に仕上がった」と話している。アルコール分19度、1000円。予約は同社☎0749(48)0134。

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