2012年7月21日土曜日

アダルトサイトの相談最多 滋賀県消費生活センター平成23年度集計

 滋賀県消費生活センターは、平成23年度の相談件数と内容を発表。アダルトサイトや出会い系サイトなどデジタルコンテンツに関する相談が全体の17・1%を占める2143件で最多だった。
 相談件数は前年度比399件減の1万2542件。そのうちアダルトサイトの相談は、デジタルコンテンツ全体の6割を超え、20歳未満の未成年者を含めて各年代で突出して多い。主な事例では、「うっかり有料アダルトサイトに入ってしまい、年齢確認、『次へ』を押したら契約完了になり、9万9800円の請求が来て解約できない」、「ネットゲームをしている時に画面が動かなくなり、マウスを動かしていたら色んな画面が出る。再起動するたびに、請求と連絡先が表示される」など。
 ほかにも、配当を約束し投資を募るファンド型投資商品が215件と全体の7位に上昇しているほか、高額当選をうたった海外の宝くじなどが98件の11位と増えている。
 高齢者の割合も年々増加傾向にあり、昨年度は前年度比33件増の2776件で全体の22・1%を占める。内容としては、ファンド型投資商品が増えているほか、屋根や水回りの修理などや未公開株・社債への投資などに関する訪問販売・電話勧誘販売が増加している。
 同センターでは「どんな些細な事でも疑問に感じたら連絡してほしい。解決の糸口が見つかるかもしれない」としている。問い合わせは同センター☎(23)0999。

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