2013年6月6日木曜日

参院選7月21日投票予定、滋賀は4人か

 参院選が7月4日公示、21日投開票で行われる方針となり、滋賀県選挙区(定数1)でも選挙戦モードが高まっている。同選挙区にはこれまでに、自民党新人の二之湯武史氏(36)、民主党現職の徳永久志氏(49)、共産党新人の坪田五久男氏(54)、幸福実現党新人の荒川雅司氏(38)が出馬の意向を示している。
二之湯氏が抱負
 4人のうち二之湯氏は、彦根ビューホテルで2日に行われた滋賀2区選出の上野賢一郎・衆院議員(自民党)の国政報告会で、約250人を前に抱負を述べた=写真。
 報告会ではまず、上野氏が「先の衆院選での勝利は、民主党があまりにもダメだったためで、決して私の実績が認められたとは思っていない。3、4年後に再びある選挙で、もう一度国政へ送っていただけるように活動したい」とした上で、6年前の第一次安倍内閣での参院選で惨敗したことにふれ「来月の参院選で勝って初めてスタートラインに立てる」と語った。また、ゲストとして来場した河野太郎衆院議員は、平成元年と現在の国の財政状況が悪化している数値を示しながら、「アベノミクスにより景気を回復させて、企業が儲かることで国の財政も良くなる。しかし良いことをしようとしても、(野党に)えりをつかまれて邪魔をされる」「衆参両方で法案がスムーズに通せるようにしなければならない」と、参院選での自民候補への支持を求めた。
 二之湯氏は「景気回復がまず第一。(大企業だけでなく)地域の経済が良くなるように知恵を出さなければ」と話した上で、塾を経営していた経験から、教育問題にも尽力したい考えを示した。

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