2013年10月26日土曜日

イオンタウン彦根きょうオープン

  イオンタウン彦根が古沢町にきょう26日、オープンする。近隣住民など向けに開店した23日には市役所で災害時の協力に関する協定の締結式と、キャッスルホテルでマスコミ対象の説明会が開かれた。
 敷地面積約3万9400平方㍍、延べ床面積約1万7395平方㍍の建物には食料品などを販売するザ・ビッグエクストラや専門店、飲食店など計36店舗が入っている。駐車スペースは約600台分、駐輪は約240台分。
 専門店の中で県内初出店となる8店舗のうちのスポーツ用品店・スポーツオーソリティでは、初心者からアスリートまで向けの品ぞろえと、体験型の店舗としての機能をPRしている。
 ほかにも施設内には▽サークルや学校などの発表の場としてのイベントスペース▽彦根城天守の絵をバックに不思議な記念撮影ができるパネル▽電気自動車の充電ステーション―などを設けており、地域や環境保全への貢献もアピールしている。
 オープニングイベントとして、26日午後4時半~プロ野球の元阪神タイガース・杉山直久さんを招いたスローイング教室とサイン会(同7時~)、27日午後2時~同8時に元広島東洋カープの太田龍生さんによる小中学生向けのスイングスピード計測会とワンポイントアドバイスがある。
 営業時間はザ・ビッグエクストラが午前7時~午後10時、飲食店が午前10時~午後10時、サービス・専門店が午前9時~午後9時。
災害時物資供給で協定
 災害時の物資の供給をじん速に行うため、彦根市とイオンタウン社、イオンビッグ社が23日、協定を締結した。
 協定は、地震や水害などが発生し、市内で被害が出た場合、2社が被災者に食料や生活物資などを提供したり、敷地の一部を一時避難場所にするという内容。
 調印式には大久保市長、イオンタウン社の大門淳社長、イオンビッグ社の鈴木新樹社長が出席し、協定書にサイン。市長は「災害時、2社に支援してもらえることは心強く感じている」と述べた。

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