2015年2月24日火曜日

新修彦根市史第4巻通史編現代 5年遅れで発刊

 彦根市と執筆者が対立しさきごろ和解が成立した「新修彦根市史第4巻通史編現代」=写真=が19日に刊行された。これで新修彦根市史の全12巻がそろったことになる。
 市は昭和30年代に作られた彦根市史に替わる新修彦根市史の制作を平成6年度から開始。史料編5巻、通史編3巻、景観編、民俗編、便覧・年表を1巻ずつ発行し、残りの第4巻も平成22年3月に刊行する予定だった。市は「一面的」などとして一時は刊行中止を決定したが、昨年3月に市監査委員が刊行を求める勧告をしたため、市と執筆者側で調停が行われ、昨年11月末に翌年2月の発行で合意していた。
 第4巻では太平洋戦争終了後から平成21年3月までの彦根の政治・行政、経済・産業、生活、社会福祉、教育、社会運動、文化・観光などを、3つの章と25の節に分けて取り上げている。トピック的に取り上げたコラムのコーナーでは「日本一のアスパラガス」「三島由紀夫と人権争議」「初の女性市議会議員」「袋町遊郭の終焉」「紡績社員たちの稲刈り奉仕」「彦根港と松原の回転橋」「井伊文子と沖縄」「働く婦人の家からウィズへ」など23のテーマを紹介している。
 A5判の上製本、766ページ、発行部数1500部、1冊税込み5000円。市内書店や市の施設で販売しているほか、郵送も可。問い合わせは市教委歴史民俗資料室☎(27)3544。

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