2018年7月26日木曜日

タイのモン族が作った刺しゅう展 滋賀大学総合研究棟で

 タイ北部に住む山岳民族のモン族が作った刺しゅう展が、3日から彦根市馬場の滋賀大学総合研究棟で始まった。
 滋賀大は世界各国の29の大学と交流協定を締結。タイとは1995年から2011年までに最多となる5つの大学と協定を結び、学生の交換留学や共同研究などを展開している。
 交流の中で滋賀大教育学部の谷田博幸教授が、モン族の人たちが作った襟(えり)の刺しゅうなどを収集。襟はモン族の衣装で首から背中にかけて垂らす布きれで、滋賀大ではさまざまな種類の襟や、溶かしたロウで模様を描くろうけつ染めの衣装など107点を展示している。滋賀大は「世界各国と交流している中で、タイの山岳民族が持つ独特な文化を紹介できれば」と来館を呼びかけている。開館は9月28日までの平日午前9時~午後5時。入場無料。問い合わせは滋賀大経済経営研究所☎(27)1047。

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