2021年7月22日木曜日

パリヤがポップコーンちゃんTシャツの提供開始

 彦根市長曽根南町のパリヤは10日から、市立旭森小学校の特別支援学級に通う5年生の鈴木はなさん(10)考案のキャラクター「pоpcоrn chan(ポップコーンちゃん)」を印刷したTシャツの提供を始めた。 ポップコーンちゃんはポップコーンを擬人化したキャラクター。鈴木さんの母親が、福祉施設を運営するNPОぽぽハウスの職員で、その個性豊かなデザインを見た上司の石澤英明さん(55)がTシャツ化を提案。障害者の就労支援施設「MK工房」(愛荘町)に製作を依頼し商品化を実現させた。
 Tシャツのデザインはポップコーンちゃんの大中小をカラーで並べ、下に「pоpcоrn chan×HANA」と印刷されている。黒と白の2種類で、S、M、L、LLのサイズがある(SSは取り寄せ)。
 パリヤはこの取り組みを市民に広めようと、ポイントカードに貯まった800ポイントと交換できるようにした。Tシャツは1着1980円、800ポイントは800円相当のため、差額はパリヤが負担。ポイント利用分が鈴木さんとMK工房に還元される。9月30日まで。
 営業本部長の大塚亮平さん(38)は「さまざまな分野の人と人とのつながりによって、あらゆる可能性が広がればと願っています」と話している。

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