2021年11月17日水曜日

5市4町の商工団体と観光協会が世界遺産でつながるまちづくりコンソーシアムを設立

 彦根城の世界遺産登録の実現を目指し、経済と観光関係の団体が主体となってその機運を高めるため、旧彦根藩領の県内5市4町の商工団体と観光協会などが「世界遺産でつながるまちづくりコンソーシアム(彦根城世界遺産登録推進広域連携協議会)」を設立。17日に設立カンファレンスを米原市役所で開く。
 所属団体は彦根、東近江、近江八幡、長浜、米原の5市と犬上愛荘の4町の商工会議所、商工会、観光協会、一般社団法人近江ツーリズムボード、一般社団法人びわ湖の素DMО(米原市)の計23団体。
 彦根城の世界遺産登録の実現によって、各市町の観光振興が図れるという共通認識のもと、各市町が持つ資源を生かしながら、経済と観光の面から世界遺産登録を目指そうと、彦根商工会議所の呼びかけで同協議会を設置した。同様に世界遺産登録を目指している新潟の佐渡では「県民会議」が設置されているが、彦根城の場合は県民会議がないため、まずは湖東湖北の場からその機運を高めようという目的もある。
 同コンソーシアムでは▽機運醸成のための啓発と広報▽デジタルシステムを活用した情報発信▽世界遺産に関する学習機会の提供など、すでに彦根市内で行われてきた事業を他市町にも広げていく。
 

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