国民は政権維持を選択するのか、それとも政権交代か―。注目の衆院選は、いよいよ30日投開票を迎える。彦根市や長浜市など滋賀県第2区には、自民党前職の藤井勇治候補(59)、民主党前職の田島一成候補(47)、幸福実現党新人の池田信隆候補(49)が立候補しており、各候補は29日、最後の活動を展開する。
藤井候補は、名神高速道路の彦根・八日市間にスマートインターチェンジの整備を決定させたことなど実績をPR。「滋賀は南高北低で、北部の社会基盤整備は遅れている。湖東、湖北の発展のため、地域と国のパイプ役としての役目を続けたい」と訴えた。
総括責任者の中村善一郎県議は「(情勢が厳しいという)マスコミ報道とは違い、日に日に盛り上がっている。火がつけば何とかなるのではないか。総力で残り1日頑張りたい」と述べた。
田島候補は、自民党政権に対し「弱者切り捨てで、官僚依存」とし「長期政権によるウミと無駄を出し尽くす必要がある」と批判。党のマニフェストの▽高速道路無料化▽子育て手当支給▽農業者への個別補償制度などを、地域ごとに使い分けて訴えた。
選対本部長の江畑弥八郎県議は「国民最優先の政策をただひたすら訴えてきた。我々の思いはきっと有権者の皆さんに届いたと確信している。投票箱が閉まるまで全力を尽くしたい」と語った。
池田候補は、景気対策のための消費税撤廃、北朝鮮対策のための国防強化を主張した。
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