2010年6月23日水曜日

参院選・滋賀県知事選 同日選挙、7月11日投票へ舌戦あすスタート

 7月11日に同日投票が行われる参院選(滋賀選挙区・定数1)と滋賀県知事選が、いよいよあす24日から始まる。参院選には4人、知事選には3人が出馬する予定で、17日間の選挙戦を繰り広げる。
 参院選には民主党現職の林久美子氏(37)、自民党新人の武村展英(のぶひで)氏(38)、共産党新人の川内卓氏(54)、無所属で元衆院議員の小西理氏(51)が出馬する予定。
 林氏は旧八日市市出身。彦根東高、早稲田大学卒業後、びわ湖放送などを経て平成16年の参院選に出馬し初当選。総務委員会筆頭理事、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会委員などを務めた。
 武村氏は草津市出身。大谷高校、慶応大学卒業後、公認会計士として政府系金融機関や独立行政法人の会計監査などを務める。慶大在学中から6年間、衆院議員の政策秘書経験も。公募で自民党候補者に決まる。
 川内氏は米原市出身。米原高、岩手大卒業後、米原町議を3期。現在は党県書記長、国民運動本部長、明るい滋賀の会代表理事などを務める。
 知事選には現職の嘉田由紀子氏(60)、元衆院議員の上野賢一郎氏(44)、元県労連議長の丸岡英明氏(61)が立候補を予定。いずれも無所属での出馬となるが、民主党県連が嘉田氏を支持、共産党が丸岡氏を推薦、自民党が上野氏を支援する。
 嘉田氏は京都大学卒業後、大津に移住。琵琶湖研究所研究員、京都精華大学教授などを経て平成18年の知事選に無所属で出馬し「もったいない」をキャッチコピーに掲げて初当選。新幹線新駅やダムの建設を中止した。
 上野氏は長浜市出身。虎姫高校、京都大学卒業後、自治省(総務省)入省。岩手県庁出向を経て小泉内閣では構造改革特区を立案した。平成17年に衆院選に出馬し初当選したが、昨年の総選挙では落選した。
 丸岡氏は虎姫高校、中京大学を卒業後、中学校の教員となり、湖北地域の小中学校で保健体育を教える。全教滋賀教組執行委員長、県労連議長などを務める。

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