彦根市西清崎町の約40㌃の休耕田に、牛2頭が放牧されており、のんびりと草を食べる光景を見ることができる。
遊休農地の解消と、家畜と触れ合う機会の提供を目的に、県が平成13年から県内各地で放牧。牛が歩き回って草を食べることで、「草刈り」をしてくれるメリットもある。
西清崎町に放牧されている牛は、県畜産技術振興センター(日野町)所有の雌の14歳と16歳で、いずれも妊娠中。24日にセンターからトラックで運ばれ、休耕田に放たれると、牛たちは草むらめがけて一目散に突進し、もぐもぐと草を食べていた。
放牧は10月8日までで、普段は地元の西清崎町自治会の人たちがエサや水をやる。放牧地の回りは電気柵で囲まれているため、見学時は注意が必要。
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