2021年12月23日木曜日

彦根商工会議所女性会が創立40周年記念のつどい

 彦根商工会議所女性会は5日、彦根商議所4階の大ホールで「創立40周年記念のつどい」を開き、会員35人が出席した。
 女性会は市内で経営に携わる女性たちで1981年4月に結成。記念のつどいで、渡邊僖子会長は「私たちは企業人であると同時に母親目線をあわせ持つことができる。明るい未来をつくる活動をこれからも続けたい」とあいさつした。
 来賓として和田裕行市長は「創立から現在まで激動の時代にご尽力頂いたことを感謝している。情報社会の中、情報処理能力は女性の方が優れているのではないか。これからも女性の視点、パワーで地域の発展に力を貸してほしい」と述べた。
 彦根商議所の小出英樹会頭は「女性会の皆さんには地域の教育、特にスティーム教育(科学・技術・工学・芸術・数学)に力を入れてほしい。城や琵琶湖などのこれだけの風景がある街は日本でも少なく、小さい時からそれが実感できる教育も重要。次の指針の参考にしてほしい」と語った。
 市社協が設置した子育て支援のための「はぴとも基金」への寄付金30万円の贈呈式もあり、渡邊会長が市社協の磯谷直一会長に目録を渡した。その後、創立40周年記念誌発行委員の藤田敦子委員長のあいさつ、歴代会長への花束贈呈、在籍40年と30年以上の会員への感謝状と記念品の贈呈があった。後半では彦根城の世界遺産登録をテーマにした講演会もあった。

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