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2012年12月17日月曜日

滋賀大生制作の大絵馬 北野神社に奉納、受験生の合格祈願で

 滋賀大学美術部の部員が13日、来年のえと「巳」を描いた大絵馬を学問の神様・菅原道真をまつる北野神社(彦根市馬場1)に奉納し、氏子ら7人を交えての入魂式が開かれた。
 絵馬は縦約1㍍×横1㍍50㌢の五角形の木製。3段重ねのもちや小づち、「必勝」と書かれた巻物にとぐろを巻いて上がるへびがアクリル絵の具で描かれ、隅には「合格祈願」の文字も記されている。美術部員5人が神社からの依頼で2週間ほどかけて仕上げた。
 奉納に訪れた部員の大櫛統丈(むねたけ)さん(21)は「自分たちも受験をがんばった経験があり、受験生たちにも合格へ向けてがんばってほしいという思いを込めて作った」と話していた。
 絵馬は本殿前の唐門前に設置。同神社では平成21年から翌年のえとを描いた絵馬の作成を滋賀大美術部に依頼しており、これまでに寅と卯、辰が奉納されており、将来的には12枚の絵馬を一堂に飾る予定。

2012年12月15日土曜日

衆院選あす投開票、滋賀2区の4人も最後の訴え

 衆院選はいよいよ16日に投開票を迎える。滋賀県第2選挙区には、共産党新人の中川睦子(54)、みんなの党新人の世一良幸(52)=日本維新の会推薦、自民党元職の上野賢一郎(47)=公明党推薦、民主党前職の田島一成(50)=国民新党推薦=の4候補が出馬しており、きょう15日は各陣営とも総動員して最後の訴えを行う。
 中川候補は共産党の政策である原発即停止、消費増税阻止、TPP反対を重点的に唱えてきた。民主党に対しては「消費増税を決め、沖縄にオスプレイを配備し、福井の大飯原発を再稼動させた」、自民党・公明党には「(民主党と)一緒になって消費増税を決めた」と批判を展開した。15日は彦根市内を回る。
 世一候補は「民主党は考えの違う者同士の寄せ集め集団で、労働組合が支持母体」「自民党は派閥、世襲がばっこし、各種団体とつながりがある利権政治」などと非難し「みんなの党はしがらみや利権がまったくなく、企業献金ももらっていない」と清潔さをアピール。また官僚支配による中央集権体制の打破を特に訴えてきた。15日は午前中に彦根、午後に長浜地域を街宣する。
 上野候補は「民主党政権で経済、外交がボロボロになった」と指摘し、金融緩和をはじめとした経済政策や日米同盟の再強化など外交・安全保障戦略を掲げ「今の体制を白紙に戻し新しい体制を」と支持を呼びかけてきた。また、自民党の世代交代が進んでいることをPRして新鮮味を出した。15日は彦根を中心に湖東全域を巡って、夜に彦根ビューホテルで決起集会を開く。
 田島候補は「民主党でもなく、自民党でもなく、第三極でもない」と、市議、県議、国会議員と22年間の議員生活としての実績を強調してきた。キャッチコピーの「現場主義」をあげながら、この3年間の民主党政権を「自民党政治のうみを出し切る途中だ」と改革がまだ道半ばであることを示してきた。15日は区内全域で「桃太郎」などを行い、最後は彦根を回る。
期日前投票はきょうまで
 衆院選の期日前投票はきょう15日まで。彦根市内では市役所と稲枝支所で、犬上郡では各町役場で、午前8時半~午後8時(稲枝のみ午後5時まで)に受け付けている。
 市選管によると、市内では12日時点で3130人(男1617人・女1513人)と、前回の同時期の4589人と比べてかなり少ない。

2012年12月12日水曜日

みんなの党・渡辺喜美代表「官僚制度改革し日本を前へ」長浜で

 みんなの党の渡辺喜美代表が7日、長浜市内で演説し、自民党が単独過半数をうかがうとの報道を受け「先祖返りを許していいのか」と訴えた。
 渡辺代表は自民、民主を官僚の「操り人形」「腹話術」と批判し、「公務員制度、官僚制度改革を断行しないと、日本の改革は進まない。みんなの党は脱藩官僚もいれば、私のように官僚機構の利権、天下りと戦った人間がいる。覚悟とノウハウを持っている」と語った。
 原発については「原発優遇政策を止める。そうすれば原発の電源コストは一番高くなる」と指摘。東京電力の破たん処理、送電線の売却、電力事業への新規参入などを促し、「経済成長と原発ゼロを両立する」と述べた。
 自民圧勝の報道に「私は自民党にいたから裏の裏まで知っている。政権を戻したら業界団体頼みの政治、官僚機構の既得権益を守り続ける」とし、「自民支持よりもっと大きな塊がある。態度未決定の人たちだ。第三極にまかせる。そういう気持ちになれば政治が劇的に変わる」と支持を呼びかけた。

彦根城のしめ縄作り ひこにゃんもお手伝い

 彦根城の天秤櫓に設置するしめ縄作りが7日、彦根城作業員事務所(金亀町)で行われ、ひこにゃんもお手伝いした。
 この日作ったしめ縄は長さ約6㍍、太さ約25㌢㍍、重さ約50㌔で城内では最大。赤い法被姿の作業員11人が、もち米のわらを束ねて、わらが飛び出さないように釣り糸でくくり、「よいしょ」「それ」などと掛け声をかけながらしめていた。ひこにゃんは作業員の邪魔にならないよう、少し離れた場所で縄を持ち上げていた=写真。
 しめ縄は稲枝地区のわら約100㌔が使われ、全部で10本製作。この日の天秤櫓のものが最後の1本だった。天秤櫓のほかに、天守、玄宮園東口、馬屋、開国記念館など11カ所に今月26日に設置。

獅山市長が出馬表明 来年4月の市長選、4選目狙う

 彦根市長の獅山向洋氏(72)は10日の市議会一般質問で、来年4月に予定されている市長選に「出馬する決意をした」と述べた。 この3年半の実績の質問に、市長は湖東定住自立圏の中心市宣言、楽々園の改築やお浜御殿の公有地化、荒神山古墳の国史跡指定、市内小中学校の耐震補強、ひこにゃん騒動の和解などをあげ「音楽で例えると、市はオーケストラの立場で、市議会はコンサートマスター。そして市民全体で交響楽を奏でている。3年半の間、しっかりやったなと思う」と話した。
 残された課題としては、稲枝駅の改築、彦根駅東口の整備、上下水道の普及、市立病院の医療機器設置、彦根城の世界遺産登録の推進、県立高校再編の見届けなどをあげた。
 馬場和子議員の「嘉田知事との対立が目立つが」の指摘には、「対立しているわけではなく、市の利害を守るためだ」と説明し「新党の党首を務めながら、知事としての事務を誠実に実行できるのか問題だ」と批判した。
 出馬への意気込みとしては「彦根市の実質公債費比率が改善しており、大きな事業ができるようになってきた。交響楽で例えるなら第一、第二楽章に入っている。そんな中で指揮者が変わった場合、引き継いでやっていけるか心配だ」と語った。
 獅山市長は平成元年、同17年、同21年で当選しており、次で4選目を狙う。元県議の大久保貴氏(49)も出馬の意向を示しているほか、女性議員も周囲に意欲を示している。

2012年12月9日日曜日

自民上野リード 追う民主田島、みんな世一・共産中川は苦戦

 16日投票の衆院選で自民党が単独過半数に迫る勢いがあると、朝日・読売・日経新聞と共同通信が6日、報じた。彦根市や長浜市などの滋賀2区でも滋賀彦根新聞が陣営や有権者などへの取材を元に分析したところ、自民党元職の上野賢一郎氏(47)が、民主党前職の田島一成氏(50)を上回る勢いで、2人の後をみんなの党の世一良幸氏(52)が追う構図になっている。共産党新人の中川睦子氏(54)は伸び悩んでいる。
 公示前の各紙の世論調査では自民党と民主党の支持率の差は一けた台だったが、選挙戦が始まると、小選挙区、比例共に自民党が有利に展開し、引き離しにかかる勢いを見せている。滋賀2区でも公示前は田島氏に3人が挑む形だったが、公示後は序盤から上野氏が優勢に立った。
 上野氏は脱原発、TPP反対を唱えるほか、民主党の「弱点」の経済と外交の再生を訴え、安倍晋三総裁や党幹部の応援も得ながら、着実に支持を伸ばしている。
 田島氏は「民主でも、自民でも、第三極でもなく・・・」と、市議から22年間務めた議員の実績をPRしているが、民主党への逆風を抑えることはできていない。
 世一氏は「中央集権体制の打破」「利権やしがらみのない政治を」と訴えるが、彦根や若者への浸透が不足しており、中盤から終盤にかけて戦略の転換が必要。
 中川氏は、脱原発、TPP反対、消費増税阻止などを打ち出しているが、共産党内での支持も完全ではなく、無党派層への広がりも見えていない。
なぜ自民躍進か
 自民党が躍進している背景には、失政を重ねてきた民主党への不信感、民主党の最大の弱点である経済・外交の再生を訴える自民党の戦略、日本維新の会やみんなの党など第三極の準備不足により、最終的な「受け皿」として自民党に票が流れていると考えられる。
 これまでの世論調査では、原発再稼働や消費増税に反対の意見が多勢を占めていたにもかかわらず、いずれも推進派の自民党を国民が支持しているのは、原発やTPP、景気対策など争点化している各政策の是非よりも、民主党への不信感が勝っている証左であろう。
 一方で、無党派層を中心にした大半の有権者が投票先を決めていないため、今回の世論調査の結果や中盤以降の各党の動向によっては、自民党以外の第三極の候補者が伸びる可能性がある。いずれにせよ、その受け皿が民主党に代わるとは考えにくく、同党にとっては厳しい選挙戦が続くであろう。     (山田貴之)

安倍総裁が彦根で応援演説 経済・外交など訴える

 自民党の安倍晋三総裁が5日、彦根駅前で滋賀2区の候補者の応援演説を行い、約500人(陣営発表)の聴衆の前で、経済政策や教育、外交・安全保障について話した。
 安倍総裁は、まず経済政策にふれ「収入が減っていく未来に希望は持てない。ものづくりの工場を海外に移らないようにしないといけない」「デフレを脱却して、円高を是正していくためにも、大胆な金融政策をやらなければいけない」と解説。
 他党から「昔の自民党だ」と批判されていることに「無駄づかいをしようとは思わない。公共投資も相談しながら進めていく。戦略をもって、日本の経済を間違いなく成長させていく」と語った。
 教育問題については、民主党政権で全国学力調査がされなくなったことをあげ「日教組のトップにいる輿石東幹事長がいるからだ」と指摘し「まっとうな教育を取り戻していく」と述べた。
 外交・安全保障については、韓国やロシアの大統領が日本固有の領土の竹島と北方四島に上陸したことをあげ「自民党政権の時にはなかったことだ」と批判。「民主党政権の外交が迷走した結果であり、日米の同盟関係を信頼あるものにしなければならない。美しい領土・領海を断固として私たちが守っていく」と訴えた。
 民主党の岡田克也副総理が5日、パリヤ前で候補者の応援演説を行い、約100人(陣営発表)を前に、消費増税や経済政策、外交について話した。