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2022年10月28日金曜日

秋季近畿大会に滋賀代表として彦根総合高校が初出場

 来年春の選抜高校野球大会の前哨戦となる秋季近畿大会に滋賀代表として彦根総合高校が初出場する。今月22日に開幕したのを前に、レギュラーメンバーのうち彦根市内の4選手に意気込みを聞いた。
 彦根総合高は今月2日に行われた滋賀県大会の決勝で瀬田工を7対1で破り、初優勝で秋季近畿大会の出場を決めた。
 4選手はいずれも2年生で、出身の小中と中学時代の所属チームは主将の上田大地選手(17)=森堂町=が河瀬小、甲良中、彦根リトルシニア。エースの野下(のげ)陽祐投手(16)=正法寺町=が旭森小、東中。センターの佐藤哉斗(かなと)選手(17)=小泉町=が城南小、南中、湖東リトルシニア。ライトの田代奏仁(かなと)選手(16)=竹ヶ鼻町=が城南、南中、彦根リトルシニア。
 野下投手は最速138㌔のストレートに、縦と横のスライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップを投げ、特に縦のスライダーに自信を持っている。「強くないチームから甲子園を目指そう」と進学した彦根総合ではエースとしてチームの中心選手になっている。近畿大会に対しては「優勝してセンバツ出場を決める」と力強く語った。
 彦根総合の野球部監督に2020年4月に着任した宮崎裕也監督は前身の北大津の監督時代に6度の甲子園出場の経験がある名将だ。
 現チーム主将の上田選手は彦根総合への進学を決めた理由の一つに「宮崎監督の指導を受けたかった」とあげる。夏の県予選での初戦敗退から秋の県大会で優勝した理由について、上田選手は「負けて悔しい思いをして1点の重みを知り、チームの一人一人が変わった」と説明。近畿大会に向けては「有名校ばかりなので、ユニホーム負けしないようにとにかく向かっていく。まず2勝を目指し、センバツ出場を決めたい」と述べた。
 米原市磯には専用のグラウンドの整備がほぼ完了した。佐藤選手は「全体ノックができるようになった」、田代選手は「守備力は向上したと思う」と話し、近畿大会を前に佐藤選手は「目の前の試合を一つずつ勝ち抜く」、田代選手は「とりあえずは初戦突破を目指す」と意気込みを語った。
 チーム力が急成長している要因について、宮崎監督は「夏の大会の敗北が悔しかったのだろう。練習への食いつきが変わった。精神面で成長したことが大きい」と期待を込めた。
 秋季近畿大会には滋賀代表の彦根総合と瀬田工を含め16校が出場。22日から11月5日までの土日祝日に和歌山県内で行われる。優勝校が明治神宮大会に出場する予定。またセンバツの出場枠は6のため、上位に進出すれば出場が濃厚になる。

2022年10月22日土曜日

ご当地キャラ博2022開幕。彦根城内と四番町スクエアで23日まで

「ご当地キャラ博2022」がきょう22日に開幕。彦根城内と四番町スクエア(本町)で23日まで開かれる。新型コロナウイルスの影響で一昨年が中止、昨年がオンライン開催だったため、通常方式は3年ぶりとなった。
 キャラは22日に100体、23日に96体、両日で36都道府県の96団体から106体が参加する予定。彦根のキャラはひこにゃんをはじめ11体が登場。桜場駐車場と金亀公園をメイン会場、四番町スクエアをサブ会場と設定。計3会場にキャラが登壇してPRするステージを設置するほか、各キャラのブースを設けて各地域の宣伝や物産・グッズの販売が行われる。
 来場できない人にもイベントの雰囲気を楽しんでもらおうと、桜場駐車場のステージの模様をウェブ上で生配信する。城内と四番町スクエアとの回遊を目的に、非接触型のスタンプラリーを実施。専用のアプリを使って5カ所でQRコードを読み取って記念品を受け取るほか、アプリ内でキャラのオリジナルカードを手に入れることができる。
 開催時間は両日とも午前9時~午後3時。会場では参加キャラやブースマップ、ステージスケジュールを掲載したパンフレットが配布されるが、ウェブ上でデータ版をアップしている。ウェブはこちらhttp://gotouchi-chara.jp/hikone2022/index.php

2022年10月10日月曜日

花しょうぶ通り商店街に彦根りんごの小さな公園アートフェスタ勝負市でお披露目

 彦根市の花しょうぶ通り商店街に「彦根りんごの小さな公園」が完成し、9月25日に行われたアートフェスタ勝負市でお披露目された。敷地を管理する滋賀県立大学名誉教授の柴田いづみさんは「憩いの場として自由に使ってほしい」と話している。
 柴田さんは同商店街に「結のまちづくり研究所」を設けており、その向かいにある駐車場も管理している。同商店街が国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)内にあるため、重伝建にふさわしい景観にしようと、駐車場の通り沿いにあったガードレールを撤去し、2台分の駐車スペースを公園にした。
 
県大生作のベンチも
 
 公園には、中薮町の彦根りんご園から譲り受けたりんごの苗木1本と、周囲にハナショウブ、ラベンダーなど10種類の花を植えた樹木スペースを設けたほか、木製デッキの上で滋賀県立大学の学生やОBОGらが作ったベンチ2台を設置した。
 彦根りんごの小さな公園の利用は自由。柴田さんは「市民の皆さんや花しょうぶ通りを訪れる観光客の方が集い、ほっとできる場所になってもらえたらうれしい」と語っていた。

 

重度障害児者が視線入力やスイッチを利用しボッチャ体験

 障害児者たちが視線入力やスイッチを利用してボッチャを体験するイベントが9月24日、彦根市甘呂町の南地区公民館であった。
 脳性まひの障害がある娘を育てている古池敦子さん(53)たちが初めて企画。ICT(情報通信技術)を活用して重度障害児者の支援活動を展開している一般社団法人できわかクリエイターズ(大阪府茨木市)の職員と、市内の身体・知的・精神の障害児者15人、保護者らの計約50人が参加した。
 視線入力は体を動かせない障害者用として、パソコン画面を視線だけで操作できるシステム。方向や投げる強さなどを入力し、すべり台のように球を投じる専用の器具とつなげることで体を使わずにボッチャが楽しめる。体を動かせる障害児者は押すと球が投じられるスイッチを使った。
 障害児者たちは視線入
力を体験した後、赤と青のチームに分かれ、ボッチャを楽しんだ。昼食には古池さんの息子でフランス料理を作っている汰成さん(24)の料理も食べた。
古池さんは「ボッチャは重度の障害がある子たちでも楽しめる競技。これからも定期的に開催したい」と話していた。

秋のひこにゃん大躍進!商標使用料の無償化、婚姻・出生届で記念撮影

 彦根市は9月29日、「秋のひこにゃん大躍進!」と銘打ち、ひこにゃんの商標使用料の無償化実証実験など4つの企画を発表した。
 
婚姻・出生届で記念撮影
平日 四番町から市役所へ変更
 
第1弾として市は、市役所本庁舎で婚姻と出生の届け出をした人を対象にひこにゃんの実物と一緒に記念撮影ができるサービスを3日から開始する。市内への移住と定住を目的にしており、市は「彦根に住んでみたい、または住んでよかったと思ってほしい」としている。
 ひこにゃんは彦根城のほか、午前11時に四番町スクエアに登場しているが、そのうち平日の登場場所を本庁舎1階に変更。今年4月1日以降、市に婚姻届けを出した夫婦や、出生届の対象の乳幼児と親・兄弟ら付添人2人までが、ひこにゃんと一緒に記念撮影ができる。市のパートナーシップ制度で宣誓したLGBTQも対象になる。
 時間は平日午前11時から同1130分まで。前日までの開庁時間に事前予約が必要だが、余裕がある場合は当日でも可。予約は市観光交流課☎(30)6120。
 
許諾料3%を無償化に
商標使用拡大と新商品発掘で
 第2弾として市は1日から、ひこにゃんの商標使用許諾料を無償化する実証実験を行う。
 これまではひこにゃんの商標使用を適正に管理するため、申請者から販売価格×予定生産数の3%を許諾料として納入してもらい、1枚1円の証紙を商品すべてに貼り付ける必要があった。許諾料の収入は2016年度から19年度までが1400万円から1500円で推移し、コロナ禍の一昨年が約550万円、昨年度が約750万円だった。
 市はさらなる商標使用の拡大と新しい商品の発掘を目的に、来年3月31日まで商標使用料を無償にする。申請書の提出と審査はこれまで通り必要。証紙の購入と貼り付けは期間中のみ廃止し、代わりに許諾番号を商品に提示してもらう。市は実証実験の効果を受けて、期間の延長を検討していく。
 このほか、市は第3弾として「ひこにゃん絵本3冊の年度内完成」と、第4弾として「ひこにゃんを入れたご当地ナンバー」の構想も明らかにした。

2022年10月2日日曜日

公共交通の課題を探るため県議が利用者の意見を聞く県民参画委員会、彦根翔西館高で

 県内の公共交通の課題を探るため、県議が利用者の意見を聞く「県民参画委員会」が先月、彦根翔西館高校であり、近江鉄道線やバスなどで通学する生徒たちが利用状況を解説した。
 県議会公共交通・国スポ・障スポ大会対策特別委員会の行政調査の一環で実施。委員の県議10人が翔西館高を訪れ、樋口康之校長や2年生5人と意見交換をした。
 会議では樋口校長から、全校生徒のうち自転車通学が47・6%の452人、JRの利用が28・8%の274人、近江鉄道線の利用が22・8%の217人などとの状況を説明。
 生徒からは「近江八幡市からJRと近江鉄道線で通学しているが、帰宅時に近江鉄道線が1時間に1本しかないため不便」「バスも利用しているが、近江鉄道との乗り換え時間が合っていない。連携してもらい、みんなが利用しやすくなることが重要だ」などの問題を指摘した。
 近江鉄道線に対しては、生徒から「駅で停車している時間が長いので、夜は車内に虫が入る。虫の死がいも多い」「揺れが大きいので、荷物が多くいすに座れない時は大変」「後ろのドアが開かない時があり、気づかずに降り損ねた時がある」などの意見があった一方、「席が向かい合わせのため、乗り合わせたほかの生徒と友だちになれる」「比較的、座れるし、譲り合いもしやすい」などの声もあった。
 会議後、永源寺町から通っている生徒の一人の北川妃依さん(16)は「私もバスを利用するが、近江鉄道線とのダイヤの調整はいると思う。(近江鉄道の)電車内で音楽を演奏または流すなど、楽しめる取り組みがあってもいい」と話していた。