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2020年2月3日月曜日

高橋良さん「麒麟」描く

 高橋美術(彦根市平田町)代表の高橋良さん(40)が、1月19日に多賀町中央公民館で開かれたNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の放送開始の記念イベントで、ライブペインティングを実施した。
 当日は明智光秀が本能寺の変後に多賀大社に発令した文書「禁制」の公開のほか、記念講演会や初回放送のパブリックビューイングなどが行われた。
 講演会などの前にはライブペインティングがあり、高橋さんが180㌢四方の和紙に墨で「麒麟」を約40分かけて描いた。高橋さんは「躍動している麒麟を描きました。大河ドラマで多賀をはじめ滋賀が盛り上がるといいですね」と話していた。作品は町内の業者で保管されているが、一般公開も検討されている。

2020年2月1日土曜日

事故で店舗大破の理容店ヘアーサロン シロー26日に再オープン

 昨年6月の乗用車の衝突事故で店舗が大破した彦根市小泉町の理容店「ヘアーサロン シロー」が改築されて、1月26日に再オープンした。店主の北川清朗(しろう)さん(69)は「なんとか再開できそうで良かった」と安どの表情を見せている。
 北川さんによると、昨年6月29日午前1時20分ごろ、十代の男性が運転する乗用車が約30平方㍍の店舗敷地の半分ほどまで横向きで突っ込む事故が発生。入り口が破壊され、店内の理容用品が破損したほか、ガラス破片が裏手の母屋や車庫まで飛ぶなどの被害が出た。
一時は「廃業」も
店内リニューアル
 事故発生時、北川さんは店内のトイレを利用していたといい「衝突音にびっくりしたが、扉が閉まっていたのでけががなかったので良かった」と当時を振り返った。事故後、一時は廃業もよぎったが、「昭和52年から営業してきて、最低でも75歳まではやろうと思っていた。時間の経過に伴ってもう一度、店をやりたいという思いが強くなっていった」と語り、奥さんの一美さん(67)も「最後は夫の決断に任せた」と説明。以降は保険会社などとの協議を重ね、昨年1127日から改装工事に入った。
 新しい店では入り口や内装のほか、理容いすやシャンプー台などをリニューアル。北川さんは「約7カ月の休店でお客さんが離れたかもしれませんが、戻ってきてもらえると期待して、休店前通りのサービスを提供したい」と笑顔を見せていた。
 営業時間は午前9時から午後6時半まで。休店は月曜、第1・第3火曜。3台分の駐車場あり。問い合わせは同店☎(24)2101。

上岡部町の古民家で県立大生と親子連れ交流、かみおかべ古民家活用計画 SLEEPING BEAUTY

 彦根市上岡部町の古民家で26日、県立大学生と地域の親子連れが交流する「古民家節分パーティー」が行われた。
 県立大学は上岡部の築約140年の空き家を活用して地域交流をしようと、2011年に「かみおかべ古民家活用計画 SLEEPING BEAUTY」を立ち上げ、以降、地域住民と交流イベントを開いている。
 今年の節分パーティーには県大生5人、留学生3人、子ども9人、母親5人が参加。恵方巻を一緒に作った後、子どもたちがはしで豆をつかんで移すゲームやビンゴゲームを学生たちとして遊んだ。
 同グループ代表で県立大環境科学部2年の藤原未羽さん(20)は「春からこの古民家で住むので、シェアハウスも検討したい。これからも地域の皆さんと色んなイベントを企画したい」と意気込みを語っていた。

2020年1月30日木曜日

新しいひこね地域おこし協力隊員に小林由季さん就任

 新しい「ひこね地域おこし協力隊員」に、小林由季さん(30)=埼玉県所沢市=が就任。20日に仮庁舎で委嘱式が開かれた。
 地域おこし協力隊は都会に住む人たちが地方に移住し、地域振興に貢献する取り組みで、彦根市は2011年1月から導入。16年からは移住に関する情報発信や移住希望者の就労支援などをする「移住コンシェルジュ」としての地域おこし協力隊を任命している。
 小林さんは地域おこし協力隊員として5代目、移住コンシェルジュとして2代目。昨年7月6日に東京都内で開かれたフェア「移住・井戸端会議」を訪れた際、前任の久保さゆりさんと出会ったのを機に彦根に関心を持った。翌月に彦根を訪れ、久保さんと2日間、自転車で市内を散策。彦根に魅力を感じ、地域おこし協力隊へ応募した。
 彦根の印象について、小林さんは「どこからも彦根城が見え、城に見られている雰囲気がある」と第一印象を紹介したうえで「市街地には昔ながらの商店街があり、私が暮らしたかった街並みで、いいなと感じた」と述べた。
 小林さんは専門学校卒業後、アクセサリーやイヤモニターなどものづくりに就いていたため「彦根には仏壇など伝統工芸があるので、体験したい」と意欲を見せ、市民に向けては「関西に住むのは初めてなので、外国に来た感じ。優しく、色んなことを教えてほしい」と笑顔で語っていた。
 委嘱期間は今年3月31日までだが、年度ごとに更新され、最大3年間まで延長できる。

2020年1月23日木曜日

彦根市立病院産婦人科6月15日以降休止

 彦根市立病院は14日、産婦人科の医師がいなくなるため、5月1日以降の分べんと6月15日以降の外来診療を休止すると発表した。これまで分べんの休止はあったが、産婦人科の休止は旧市立病院を含め初めてだという。
 市立病院の産婦人科には正規の医師1人と滋賀医科大学から派遣されている非常勤医が4人おり、年間100件程度の分べん実績がある。
 市立病院によると、2018年3月改定の県保健医療計画で、県内の周産期医療体制がそれまでの7つの保健医療圏から湖東・湖北地域を含む4ブロックに区分。各ブロックで医療資源を集約する形になるため、その集約化が原因で滋賀医科大学からの非常勤医が4月末までに順次、派遣されなくなる。非常勤医の派遣中止に伴って、正規の医師も6月末で退職するため、診療継続が困難になった。

「医師確保に努力」
一時は4人体制
 昨年6月時点での県の調査では、彦根市内の神野レディースクリニックが経営する2カ所の医療機関での分べん受け入れ可能数の年間1200件のうち、その実績は年間900件程度だという。市立病院の担当者は「市立病院の産婦人科での分べんを休止しても、民間の医療機関でカバーできる体制にあるが、医師を確保して診療再開できるよう最大限、努力していく」としている。
市立病院では2007年4月に産科医が4人から1人になり、分べんを中止。翌年2月に院内助産所を開設するなど対応してきた。1512月に男性医師2人が着任し、8年ぶりに分べんを再開。16年9月には女性医師が就き、4人体制になったが、18年2月までに3人が退職し、1人体制になっていた。
 市立病院での分べんの取り扱い件数は産科医が4人いた2006年度が525件だったが、1人体制になった翌年が0件となり、以降も14件~41件で推移。その後は16年度102件、17年度90件、18年度100件となっていた。

2020年1月19日日曜日

中国の画家・蔚国銀さん「彦根の街並み好き」

 数年前から彦根の街並みを描いている中国の画家・蔚国銀(イ・コクギン)さん(57)に彦根の魅力などを聞いた。通訳は梅井茉実香さん(26)=西沼波町=が担当した。

彦根城や芹川沿いなど描く
 蔚さんは2016年夏、滋賀大学に留学していた元教え子に会いに初めて彦根を訪れた。以降も彦根を訪問するたびに市内の町並みを描き、昨年11月末には彦根市民会館で作品展を開催。彦根城の風景や旧城下町の街並み、芹川の堤防沿いなど市内を描いた作品と、中国から持参した作品を展示し、市内外の多くの来館者が観覧した。
 彦根の印象について蔚さんは、「創作活動をしていると市民や観光客の皆さんが声をかけてくれることがうれしい」と笑顔を見せながら「街と自然が両方ある風景と街並みが好き。人間味もある。自然や人間味のある街並みは中国のチベットのようだ」と述べた。

今年も来日予定「声かけて」
 彦根では彦根城や玄宮園のほか、琵琶湖や芹川、夢京橋キャッスルロード、滋賀大周辺などで創作活動をした。蔚さんは「彦根はお城を中心に文化があり、画家をはじめとした芸術家にとって文化のある場所は心地がいい」と説明。今年以降も彦根を訪問する意向を示したうえで「米原や長浜の風景も描いていきたい」と意気込みを語った。
 髪型が特徴的だが、蔚さんは「アインシュタインやヴェートーベンみたいでしょ」と笑みを浮かべながら「存在感を示すためだ」と解説。日本語はほとんど話せないが、「漢字で交流できるし、街中で私を見かけた時は是非とも気軽に声をかけてほしい。創作中でも構いません」と話していた。
 彦根市日中友好協会事務局長の北村忠雄さん(62)=長曽根町=は「蔚さんは中国では実力派の高名な画家。本当に彦根が好きな方で2020年以降も来てくれると思います」と語っていた。
 【蔚国銀】中国で著名な美術大学の西安美術学院油絵科などで油絵を学んだ後、中国人民解放軍芸術学院や中央美術学院で洋画の技法を研究。中国各地の風景や民族衣装を着たチベット人などを描き、中国美術館や首都博物館など中国国内64カ所で作品を展示してきた。中華人民共和国成立60周年全軍美術展優秀賞、建軍八十周年全国美術展第三等賞などを受賞している。中国美術家協会会員、同創作センター委員を務める。

少年少女の成長見守る若者団体・彦根BBS会キックオフイベント教禅寺で

 少年少女の相談相手など成長を見守る若者団体「彦根BBS会」のキックオフイベントが18日に長曽根町の教禅寺で行われた。
 BBSはBig Brothers and Sisters Movementの略称。少年院など施設から出てきた保護観察中の少年少女らに、20代や30代の若者が兄姉のように接して非行の無い社会環境を築こうと、全国各地の市区町村や大学に約500団体のBBS会がある。
 会員は少年少女たちと一緒に遊んだり、非行防止の啓発活動をしたり、必要な知識を習得したりする。彦根BBS会は2018年5月に結成され、滋賀県立大学のサークル「県大ファーム」の学生2人を加え、現在は社会人4人と学生3人が会員。

もちつきやライブ
教禅寺で18
 キックオフイベントは午前11時~もちつき、午後0時半~書道パフォーマンス、同1時~Cocoroさんのライブ。カロムやビリヤードでも遊べる。副代表で教禅寺住職の青柳円慎さん(31)は「老若男女や地域関係なく、誰でも自由に来て交流してほしい」と来場を呼びかけていた。子どもの参加無料、大人100円。問い合わせは教禅寺☎(23)8432。