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2012年1月30日月曜日

松切断被害で新海浜に警告看板設置、近江鉄道ゆうグループ

 彦根市新海浜の公園にある松が何者かに切断され、持ち去られた問題で、公園を管理する近江鉄道ゆうグループが24日、現場近くに警告の看板を設置した。
 新海浜の湖岸では毎年、年末になると翌年の門松用に使うため、県などが管理する松を切りに来る人たちが多くいるという。しかし、今期は地元住民が大切に育ててきた7、8年目の松(高さ約2・5~約3㍍)のうち8本の上部(約1~約1・5㍍)が切断。被害にあった場所は素人ではわかりにくく、集中して切られていたため、業者関係者の可能性が高いという。
 警告の看板は縦約1㍍60㌢・横約70㌢で、公園の入り口前と、切断された場所付近の2カ所に設置。「都市公園内での竹木の伐採・採取は県都市公園条例によって禁止されています」と記されている。設置作業には同グループの職員2人と、今月11日に最初に発見した宇野道雄さん(76)=新海浜2=があたった。
 宇野さんは「内容的にもいい看板で、目につく場所に立てていただいて感謝している」と話していた。もう数カ所にも設置を要請している。

2012年1月29日日曜日

息子・娘の結婚へ親同士がお見合い、ホテルサンルート彦根に105人

 息子・娘をもつ親同士による集団お見合いが24日、ホテルサンルート彦根(旭町)で開かれ、県内外から105人が参加。子の幸せをつかむため、相手の席に懸命に足を運んでいた。
 平成16年から全国各地で親同士のお見合いイベントを開催している「良縁親の会」(本部・京都市)が主催。昨年12月から募集し、当日は県内外から28歳~50歳の息子56人と、27歳~43歳の娘42人の親が参加した。
 親たちは同会から事前に送られてきた異性のリストを手に、A~Lのテーブルに分かれ、最初に息子側から娘側の席へ、次に娘側から息子側の席へ移動して交流。休憩後はもう一度、話したい相手の席に向かい、写真や連絡先を交換していた。
 派遣社員の長女(28)の母親(62)=彦根市=は「5組の相手と良い話ができたが、最後は本人が決めること。もし、ご縁なかったら、継続して参加したい」と話していた。
 正社員の長男(38)の母親(65)=彦根市=は「会社を休んで来たが、良い話ができて参加して良かった。ご縁があれば良いが、なければ仕方がない」と語っていた。
 同会の脇坂章司会長は「当初は人が集まるか心配していたが、予想以上の参加で驚いている。今年中にもまた彦根で開きたい」と話していた。
 来月以降、近畿や東海地方の各地でも開催する。問い合わせは同会☎075(213)0506。

2012年1月28日土曜日

ぴゅあくらぶ・みつばの母親が放射能測定 グループたんぽぽのたね支援で

 彦根市内の母親らで組織の団体「ぴゅあくらぶ・みつば」のメンバーが24日午後、市内3カ所で放射能を測定した。
 午前中の勉強会では、東日本大震災前から脱原発の活動をしている「グループたんぽぽのたね」の代表世話人・森井壽廣さん(59)=大津市=を講師に招いて、放射能の怖さや食べ物への影響などを学んだ。
 午後には母親数人と森井さんらが、子どもたちが過ごす場所などの安全性を把握するため、子どもセンター、城南小学校、市役所前を訪れ、森井さんが持参した放射線測定器・シンチレーションカウンターを使って測定。
 そのうち城南小では雪が降る中、母親たちが入り口前、運動場、草地、雨どいの地上1㍍で数値を測っていた。いずれの場所も国が定める基準値を下回り、県内のほかの市町よりも低い数値だったが、森井さんは「検出された放射能は自然発生的ではなく、福島原発の影響があると思う」と主張していた。

「ローン買い 儲からないよ もう借らん」中島健造さん考案・風流しゃれかるた大会

 彦根市中薮町の中島健造さん(68)が作った風流しやれかるたの大会が25日、ハピネスひこね(馬場)で開かれた。
 70歳未満と70歳以上が2グループに分かれ、高齢者向けに大きくされた48枚のかるたを、読み手に合わせて我先にと取っていた。
 かるたは「いろはに・・・」の順番に、「ローン買い 儲からないよ もう借らん」や「強がりで 診断受けず 死んだんさ」など、ユニークなしゃれが記されており、参加者はそれぞれに絵が描かれた札を取り合って楽しんでいた。
 最年少の参加で2回で20枚取った川村彩乃ちゃん(4)=松原町=は「幼稚園や家でもかるたをしているけれど、今日のかるたもおもしろかった」と話していた。

2012年1月26日木曜日

芥川賞作家・福島出身の玄侑宗久さん 原発・自衛隊・天皇制で持論、琵琶湖塾で

 芥川賞作家で福島県三春町の福聚寺住職・玄侑宗久さんを講師に招いた琵琶湖塾(田原総一朗塾長)が22日、滋賀県立大学(彦根市八坂町)で開かれ、原発問題や自衛隊のあり方、天皇制について持論を展開した。
 玄侑さんは原子力の問題について、全国で49基の原発が停止していながらも、「停電もせず、何とかなっている」とした上で、「全部、動かさないと何ともならないという論理は信用できない」「(原発を再稼働させて)経済が右肩上がりで成長していくことは現実的に不可能ではないか」と主張。「電気を作ったが、使い切れていなかったというのが実情で、再稼働の容認派には避難所や仮設住宅で暮らす方々がいる福島に『一度、来てみて』と言いたい」と脱原発のエネルギー政策を求めた。
 玄侑さんは国の東日本大震災復興構想会議の委員も務めていることから、官僚たちの体質についても解説。「委員が色々な提言をしても、各省の力で最終的に実行に移されない。各省の利益しか考えておらず、混乱が拡大している」と、被災地支援よりも省益を優先する官僚の体質を批判した。
 復興で貢献した自衛隊に対しては、「もしも自衛隊が存在しなければ、ここまでの復興はなかったであろう」と持ち上げた上で、「憲法上、自衛隊は軍隊ではないというあいまいな位置の中で、どういう集団か、その到達点にきたのではないか」と述べ、軍隊としてよりも災害支援などを専門にした集団にするよう暗に提案した。
 天皇皇后両陛下が被災地に何度も足を運ばれていることにもふれ、「どこかの国の総理(菅直人前首相)と違って、両陛下はひざまずいて、被災者に慰めの言葉をかけられている」「日本人を代表し被災者を慰めたり、激励したりする象徴天皇としてのお姿が、こんにち明らかになったのではないか」と、天皇制の意義を解説した。
 来場者からの「これから被災地へ向かう人たちは何を支援すればよいか」の質問に対しては、「必要なことは個別化しており、支援の物資や活動が逆に迷惑になっていることもある」「各被災地、各避難所、各仮設住宅に何が必要か聞かないとわからない」と答えた。
 今回(通算7回目)の琵琶湖塾は2回目の公開講座として開かれ、塾生のほか、一般参加を含め約260人が出席した。田原さんはほかの仕事のため欠席した。

読売テレビ特別解説委員・岩田公雄さん 今後の政治と経済語る、ねっと湖東主催

 稲枝・犬上・愛荘の各町商工会による「ねっと湖東」が21日、読売テレビ特別解説委員の岩田公雄さんを招いた新春講演会をハーティーセンター秦荘で開き、岩田さんは「今後の日本の政治経済」をテーマに話した。
 岩田さんは、中国政府が民主化運動を武力で弾圧した天安門事件(1989年)を現地で取材したことを紹介しながら、「その時、いかに民主主義が大事かわかった。中国はGDP(国内総生産)で世界1位になるだろうが、人権においても変化してほしい」と述べ、民主化運動家を逮捕・拘束・拷問している中国政府に変化を求めた。
 今年の日本の政治については、「解散総選挙をせざるを得ないだろう」との見方を示し、その時期については「6月に話し合い解散が行われるのではないか」と予想した。
 日本経済については、企業が海外へ進出する産業の空洞化が叫ばれている中で、世界の電器製品や自動車などの部品の大半が日本製であるとした上で「すべての分野において地盤沈下しているわけではない」と解説。また、GDPや国民一人あたりの所得割合の世界ランクが低下していることを示しながらも、「日本人の技能、勤勉さなどは落ちていないはずで、再び『日はまた昇る』ことを信じている」と語った。
 東日本大震災からの復興については、被災地への復興予算がトータルで約30兆円だとした上で、「冷静に経済活動として見ると、建設・土木の分野への予算がここ数年で続く」と説明した。
 今年は、米国、中国、ロシア、フランス、韓国でトップが交代またはその可能性があるため、「今年は外交面においてもスーパーイヤーで、経済、復興を含めて大事な年であり、ここをどう乗り切るか」「そのためには政治がしっかりしてくれなければ」と求めた。
 講演会には彦根市や各町から計約160人が来場した。

2012年1月24日火曜日

滋賀県内にインフルエンザ警報発令

 滋賀県は24日、インフルエンザ警報を発令した。
 県内の医療機関53カ所を定点とし、1定点あたり10人を超えると注意報、30人超で警報を発令。保健所別では、大津が32・91人で最多で、東近江、長浜、彦根がいずれも30人超で続いており、4カ所の保健所管内の人口(88万8000人)が、県人口の30%を超えたため、警報の発令となった。
 感染しないまたはさせない方法としては、▽人混みを避ける▽帰宅したら手洗い・うがいをする▽せきが出るときはマスクを着用する▽室内の温度と湿度を保つ▽栄養と休養を十分にとる▽ワクチンを接種する―ことなど。