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2020年10月19日月曜日

国際コンペティション・ペントアワード2020で金賞、木村水産の商品パッケージ

 
木村水産株式会社(彦根市後三条町)の商品パッケージが国際コンペティション「ペントアワード2020」の食品部門で金賞と銅賞を受賞。いずれも滋賀県立大学講師の南政宏さん(41)がデザインし、滋賀彦根新聞に喜びを語った。
 ペントアワードは世界的に優れたパッケージデザインを表彰するコンペで、木村水産によると、今年は世界60カ国以上から2000点以上の応募があり、9月24日にロンドンでZoomによる授賞式があった。
 金賞を受賞した商品は木村水産の「あゆのひらき」。高級感のある金色のパッケージを用いて、干物を置くためのざるをイメージしたオリジナリティ―の高さが特徴。また、琵琶湖の波を表現しパッケージと最高峰にふさわしいギフト用の木箱に入れた「献上子持ちあゆ」も銅賞を受賞した。
 南さんは過去のペントアワードでもふなずしのデザインが銀賞を受賞。「金賞が悲願だったためうれしい。西洋的なデザインとして評価されたと思う」と喜んでいた。
 
国内コンペでは入選
 木村水産の商品パッケージはこのほど発表された日本パッケージデザイン大賞2021でも入選した。
 同大賞は日本パッケージデザイン協会(JPDA)が1985年から隔年で開催。食品、アルコール飲料、一般飲料、菓子、化粧品・香水などの部門があり、応募作品から大賞、金賞、銀賞、部門賞、特別審査員賞などが選ばれる。
 今年度は全国の企業などから計827点の応募があり、第1次審査で406点の入選作品が選ばれ、第2次審査で40点の入賞作品が決定。大賞はサントリーフーズの茶「伊右衛門」のパッケージだった。表彰式は来年初春の予定。入賞・入選作品は来年刊行予定の「年鑑日本のパッケージデザイン2021」に収録される。
 入選になった商品はあゆのひらき、あゆの塩焼きあらほぐしと、金ごまあゆの「金あゆシリーズ」と「献上子持ちあゆ」で、いずれも県大の南講師のデザイン。

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