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2010年5月15日土曜日

彦根市立病院に「院内市長室」設置、獅山向洋市長「人と現場を把握したい」

 彦根市の獅山向洋市長が、彦根市立病院(八坂町)内に「院内市長室」を設置していたことがわかった。市長は滋賀彦根新聞の取材に、「院内市長室という名前は病院事務局が付けたことで知らない。病院設置者として行っているだけだ」と話している。

 彦根市立病院を含め全国の地方病院は経営難や医師不足などの問題が山積み。彦根市は昨年度だけで病院会計へ約12億円を繰り入れており、今年度も約9億円を予算化している。
 院内市長室は病院内の「応接室」と併用しており、市長が訪れる場合は名札を「院内市長室」に替えている=写真
 院内市長室を設置した理由について、市長は「病院事務局の職員はみんな苦労している。市立病院は『離れ小島』のような存在で、事務方のトップとしてその現実を肌で感じたい」と話している。
 病院内での主な業務としては、これまで病院事務局から庁舎に持ってこられていた決裁書などを確認し、不明な点があれば医師や看護師など病院職員を部屋に招き、たずねている。
 市立病院では3月いっぱいで副院長と看護部長ら幹部が退職。看護部長の後任は5月1日からで1カ月間の空白があった。このことに対して、市長は「人事権は市長にあり、人を知っておきたい思いがあった。直接会って知ったうえで決めたかった」と話している。副院長については「副院長はもう一人おり、なぜ2人いるのか説明を求めているところ」と述べた。院内市長室の設置期間は「仕事に余裕があれば行く。期間はない」としている。
赤松信院長「申し上げることない」
 院内市長室の設置に対して、市立病院の赤松信院長は「市長が来られているのは知っているが、その事に関して申し上げることは何もない」と話している。

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