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2016年4月19日火曜日

西の丸三重櫓前の巨木切られ天守を望めるように

 彦根城の西の丸三重櫓前にあった巨木が切られ、これまで櫓3階から見えなかった天守を望めるようになり、観光客らが満開の桜と一緒に写真に収めていた。
 切られたのは樹齢約80年のアラカシの木。西の丸三重櫓を訪れる観光客から「(アラカシの木で)天守が見えない」との声が多かったため、市教委文化財課が石垣の保存と景観を良くするため平成24年度から進めている城内樹木整備事業の一環で、業者委託する形で3月末に切った。城内の樹木の切断は、大学教員や樹木医らによる樹木整備ワーキングの判断に基づいて行われている。
 彦根城の職員の一人は「西の丸の櫓から天守が見えるようになり、観光客の皆さんにも喜んで頂いている」と話していた。

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